ロシアの侵攻後、近代史においてはアメリカのほうが圧倒的に侵略戦争をしているという議論がある。 アメリカが武力介入をする際、それは侵略戦争ではなく、国際法に則った正義という裏付けがあるため、日本国内においてはアメリカがロシアのような扱いを受けることはない。 ただ、この国際法を作ったのは誰なのか?というのが凄く難しくて、法律が強者の理論になっているのではないか?と思うことがある。 もしも世界大戦の戦勝国と経済的に強い国がキリスト教ではなくてイスラム教の過激派だった場合、国際法に「女は勉強するな」っていうのが定義されていて、それが全世界共通の正義になる可能性がありえるのではないか? そして女が勉強している国に対する武力行使は侵略ではなく、正義だと正当化される可能性もありえるのではないか? このようなことを考えると、世界の正義とは何かというのがとても難しい。