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ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (32)

  • 夏休み向けエンタメ本のご紹介 - Chikirinの日記

    いよいよ7月も今日で終わり。夏番ですね。 いつもは社会派のばかり紹介しているちきりんですが、実はエンタメ系のも大好きです。もうすぐ夏休みだし、気軽に読めておもしろいをお探しの方、どうぞご参考にー。 剣客商売 (新潮文庫―剣客商売) 作者: 池波正太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2002/09/01メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 78回この商品を含むブログ (99件) を見るこれは一冊読むと、止まらなくなり、次々と続編を読みたくなるほどハマってしまいます。江戸時代の小粋な主人公の生き方のゆるやかさ、自由さ、かっこよさに魅了されます。エンタメの名作シリーズ。 検屍官 (講談社文庫) 作者: パトリシア・コーンウェル,相原真理子出版社/メーカー: 講談社発売日: 1992/01/08メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 37回この商品を含むブログ (71件) を見る

    夏休み向けエンタメ本のご紹介 - Chikirinの日記
  • 今、私たちが読むべき本 - Chikirinの日記

    ちきりんは大きな選挙がある日は夜の予定をいれません。余程のことがないかぎり、家で選挙特番をみるようにしています。昨日も早めの夕を済ませて20時にテレビのスイッチをNHKに合せました。 そしたら大河ドラマをやっていてびっくりしました。驚いて他のチャンネルを見てみましたが、地上波はどこも選挙報道をやっていません。 国政選挙の場合、NHKはもちろん地上波の大半の局が投票締め切り直後から選挙特番を始めます。なぜ昨日は一切そういうことがなかったのでしょう? テレビ局は「今回の選挙は地方首長選であり、国政選挙ほど重要ではない」と判断したのでしょうか? これは、最もいい方に解釈した場合の理由です。実際には彼らは、「社内規定で、“国政選挙は特番”、“地方選挙は速報&ニュースでカバー”と決まってるんで」的に、なんの判断もせず「今回は地方選だから特番無し」と決めたのでしょう。 その後テレビを諦めてネットを探

  • 将来有望な若者の将来価値を毀損する、大きなワナ - Chikirinの日記

    最近、若くして起業していたり、小さいけど伸び盛りの会社で働いている若い人から、日の大企業について「驚いた」「あんぐりした」的な話を続けて聞きました。 たとえば「なにかコラボできるんじゃないか」と先方から言われたので話を聞きにいくと、最後には「まあ、半年くらいかけてじっくり検討していきましょう」と言われてのけぞったとか、 向こうから呼び出しておきながら「うちと取引したい会社は五万とある」とエバリくさってるのはどういうコトなんでしょう? と。 そういう話を聞いて「まっ、日の大企業ってのはそんなもんなのよ」と説明しながら、内心では「なんか既視感ある会話だなー」と思ってたんです。 よく考えたらコレ、欧米企業に勤める海外のビジネスパーソンが(昔)言ってたのと同じなんです。 ちきりんが通ったカリフォルニアの大学院の同級生は、半導体やらITやらシリコンバレーの会社に職を得たり、東海岸で金融やコンサル

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  • 2020年代を楽しみに生きていこう! - Chikirinの日記

    の戦後を10年ごとにまとめてみた。 1940年代・・・「戦争と被占領の10年」 前半の5年は天皇裕仁氏が、後半の5年はマッカーサー(GHQ)が日の神様でした。前半は「神国ニッポン」「軍国主義にっぽん」で、後半は「Democratized Japan」「Occupied Japan」です。 1950年代 「西側選択の10年」 朝鮮戦争が勃発。米ソ対立、冷戦構造が明確になる中、安保反対運動などを乗り越えて日は「アメリカの子分になる!」と決め、それにより経済復興の足がかりをつかみます。警察予備隊ができ、いったん釈放された左分子の皆さんは再度、監視の対象になりました。日が「進むべき道=資主義陣営」を選択した10年でした。 1960年代 「高度成長の10年」 所得倍増計画から始まり、新幹線、東京オリンピック、ダム、高速道路、高層ビル、とひたすら明るい未来に向かって走り始めた日。男性は週

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  • 「フクシマ以降」の時代 - Chikirinの日記

    多くの人がいうように、日の社会は3月11日を境にそれ以前とは異なるものになるでしょう。どのような点で変わると思うのか、ちきりんの意見をまとめておきます。 1.ジャパンブランドの深刻な毀損 311の前、日は世界が憧れる国でした。綺麗な空気、清潔な街、多彩で一流のグルメ、安心で安全な国、ポップでユニークな文化・・・海外旅行をする余裕のできた多くのアジア人が日を訪れ始めていたし、日は世界で大ブームになっていました。 この“日ブランド”の価値は今回の原発事故で(地震でも津波でもなく原発事故により)深く傷つきました。今や「中国産野菜や中国産ウナギ、中国の牛乳は日の野菜や魚介類、牛乳より安全だ」と思う人もいます。 それが事実かどうかは問題ではありません。ブランドの価値は高まる時も減じられる時も風評により変化するのです。ハウステンボスを経営するHIS会長の澤田秀雄会長は、「地震以来2週間、

    「フクシマ以降」の時代 - Chikirinの日記
  • 払うべきか、稼ぐべきか - Chikirinの日記

    就職難に直面している大学生が、面接指導などを受けるため「就職予備校」に通うというニュースを見ました。 大学の就職相談室より実践的で懇切丁寧と人気らしいのですが、価格はかなり高く、中には10万円以上のところもあるとか。 ちなみにこのビジネスに関連して、最も学びが大きく成長しているのは、お金を払っている学生側ではありません。 こういったビジネスにニーズがあると睨み、就職氷河期到来の機を逃さずに事業を始めて効果的に不安を煽り、適度に優しく適度に厳しく指導する起業家側の人達こそ、学びに来ている学生の何倍ものことを日々新たに学んでいるし、ビジネスパーソンとして成長しているはずです。 口コミで何でも拡がってしまう大学生から10万円も払ってもらうには、相当高い価値を提供しないと商売は成り立ちません。そのためには何をどうすればいいか、日々考えて試行錯誤をしているはず。それが“稼ぐ側”を育てるのです。 実は

    払うべきか、稼ぐべきか - Chikirinの日記
  • 明るい未来に向けて! - Chikirinの日記

    新年おめでとうございます! 2011年が始まりますねー。 バブル崩壊の1990年から1999年は“失われた10年”と呼ばれました。実際には、2000年から2009年も“失われたまま”過ぎてしまったと感じる人は多いでしょう。合わせて日は“失われた20年”を経験してきたといえます。 でも今年以降の見通しについて、ちきりんはかなり楽観的です。次の10年はバラ色とまではいいませんが、基的には明るい方向に進み始めそうと感じています。 <政治> 日の有権者は一昨年、2009年の9月に、1955年以来50年以上第一党であった自民党を“野党”に転落させました。代わって与党となった民主党の体たらくに失望している人も多いでしょうが、だからといって「自民党の時代を終わらせた」意義を過小評価する必要はありません。あの自民党の時代を終わらせられたのだから、民主党政権を終わらせるのなんて簡単なことです。 それよ

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  • 超てきとー)メディア別・入社時代別 人生総括表 - Chikirinの日記

    先日、田原総一朗さんが「メディアの主役はずっと新聞だったけど、80年代にテレビに主役を奪われた」って言われてて、「ほー!」と思った。 これ、私の年齢でさえ「そーいわれれば」って感じだけど、若い人なんてもっと「へっ?」じゃない? 新聞がテレビよりメジャーだった時代なんて知らないでしょ。 でも実は、NHKのテレビ放送開始が 1953年なのに対し、朝日新聞は大阪での発刊が 1879年、さらに「新聞は“かわら版”から始まった」とか言い出したらもっと古い。 田原さんが言うには、彼がテレビ界で働き始めた頃、新聞界の人はテレビを「どうせテレビなんか絵を映してるだけだろ」って小馬鹿にしてたらしい。 「絵を映してるだけ」って、今となっては何をどうバカにしてるのかさえよくわからない。 さらにおもしろかったのは、当時、記者クラブには新聞記者しかいなかったのだが、NHKがテレビで初めて記者クラブに入ったって話。

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  • 若者にお勧め→「起業のファイナンス」 - Chikirinの日記

    昨日から、「isologue(イソログ)」さんこと磯崎哲也さんとの対談掲載が始まりました。全体で 9回の掲載です↓ Business Media 誠:ちきりん×磯崎哲也のマジメにおちゃらける:え、水商売を? ちきりんさんの正体に迫る (1/4) 対談前半では“レトロおちゃらけた写真”が目を惹きますが、大事なのは後半、磯崎さんの新著「起業のファイナンス」が話題になってるところです。 企業財務や資政策について基礎知識が学べるので、ファイナンスをよく知らない人にはもちろん役立ちますが、こののポイントは寧ろタイトルの前半「起業の」のところにあります。財務のというより起業についてのなんです。 各章は資政策とか財務諸表の意味などファイナンスの各面についての説明なのですが、全体を通して読むと、「ファイナンス面から見れば、起業ってのは何なのか?」ということがよくわかります。 起業を語る時っていろ

    若者にお勧め→「起業のファイナンス」 - Chikirinの日記
  • 人生の意義を支える、ふたつの構造 - Chikirinの日記

    前に赤木智弘さんと対談した時、「今の日社会では、仕事の有無が経済力だけでなく社会ステイタスや生き甲斐など他の要素にリンクしている」と言われていたのを思い出して、絵にしてみた。 土台に仕事があり、その仕事のおかげで経済力が得られる。反対にいえば、仕事を失うと経済力を失う。次に、仕事と経済力があるから「社会的に一人前」と認知され、社会的地位が認められて初めて結婚できる。すると最後に、自分には生きる意義がある、人生は楽しいと思える。つまり、仕事をベースとし、人生の有意義感を頂点とするピラミッド構造が存在する。 もし当にこういう構造だとすれば、仕事が得られないと他のなにも手に入らなくなり、「人生が詰んでいる」「生きている意味がない」みたいになる。正社員の解雇を簡単には許さないという(最高裁様がお示しの)社会規範も「仕事はすべての土台なのだから、そんな簡単に奪ってはならない」ってことかもしれない

    人生の意義を支える、ふたつの構造 - Chikirinの日記
  • ネクスト メディア アニメーション (Next Media Animation) - Chikirinの日記

    自動翻訳か小学生からかと思うようなたどたどしい日語のメールが届いた。よく読むと、台湾の“アニメテレビニュース制作会社”からのメールで、自社が制作したアニメニュースを紹介するものでした。ちきりんのブログでとりあげてくれたら嬉しい的な趣旨で送ってきたみたい。 見てみたらなかなかおもしろかったのでご紹介。なにそれ?というのが、一番わかりやすいのはこのニュースかな。富士テレビってなんだよって感じですが。 ↓ 上記が消えてしまっている場合は、こちらのもともとのアニメニュースをご覧ください。 次のもおもしろかった。北朝鮮の政権委譲に関するニュースですが、実写とアニメがシームレスに混在していて、どこが真実でどこが推測なのかわからない。実写部分の映像の使い方も斬新で素敵だし、なにより英語のタイトルは怖すぎる。 → どうなる!金正男 つまりニュースをアニメで伝える、そのアニメ部分を制作している会社というこ

  • 最も恵まれた者達が戦う、最も熾烈なる競争 - Chikirinの日記

    さて、ここんとこ、 (1) イケテル観光地 金沢! - Chikirinの日記 (2) 銀ぶらニート - Chikirinの日記 (3) 250円の牛めしべてみた - Chikirinの日記 について書いてきたのですが、ここでクイズです。 金沢、銀座、都内の住宅地の駅前、の3つのエリアの中で、 Q1. 最も活気があったのはどこでしょう? Q2.最も“商売をする立地”として恵まれているのはどのエリアでしょう? Q3.最も競争が激しそうだったのはどのエリアでしょう? ちきりんの見たところ、最も活気があったのは銀座です。金沢はいいところだけど、繁華街と言われる片町・香林坊でさえ閑散としてました。 東京の郊外住宅地駅前の格安べ物屋街も、牛めし250円に対抗するためあちこちの店でチャーハン 330円だの通常 290円の回転寿司の皿が 200円だのとディスカウントをしているのですが、だからといって

    最も恵まれた者達が戦う、最も熾烈なる競争 - Chikirinの日記
  • 存在価値を問われ、そして生き残ろう - Chikirinの日記

    先日ツイッターで、「屋で欲しいのバーコードをiPhoneで写メすると、そこからアマゾンの販売ページに飛んで、その場でが買える」というアマゾンのアプリ発表の話を教えてもらった。 日だと持ち帰る手間の話だけど、再販制のないアメリカではの価格が店によって違うから、その屋とアマゾンの価格を比べて安い方で買えばいい、という話になる。 以外の商品でも同じようなソフトウエアはあり、日でもこの無料ソフトを使えば、ワインや家電など商品のバーコードをiPhoneに写すことにより、楽天、ヤフー、アマゾンなどから最安値で売っている店を探せる。 どこかのパーティに参加したり、レストランや友達の家で飲んだ時に出されたワインや焼酎が気に入って「これ、家に買って飲みたい!」と思った場合、その場でバーコードをiPhoneに読ませれば注文できる。けっこう便利だ。 これ、商品を製造している企業にとっては必ずしも

    存在価値を問われ、そして生き残ろう - Chikirinの日記
  • 銀ぶらニート - Chikirinの日記

    「銀のブラジャーをしているニート」じゃないですよ。「平日の昼間から銀座をぶらぶらしているニート」って意味です。 別名「セレブなニート」と呼んでくださってもいいですけど。先週の話ですが、あちこち行ってみての感想を書いときます。 一カ所目:アップルストア 銀座の旗艦店。外観も内装も、そして中で行われていることも、NYやシカゴのアップルストアと同じテイストでかっこいー感じです。 外国人のお客さんも多く、英語でペラペーラと説明している店員さんも多数。 ほほー。さすが世界で同じ商品を売って、同じようにサポートしてるだけのことはありますねー。 ここ銀座店では無料の商品説明セミナーがほぼ毎日行われているのでひとつ聞いてみました。 平日はがらがらですが、聞いている人は大半が高齢の方。なので、相当に基的なことから説明してもらえます。 なるほど、こうやって商品を売るのなー、と思いました。 「写真を整理してア

    銀ぶらニート - Chikirinの日記
  • 新)4つの労働者階級 - Chikirinの日記

    階級といえば“資家 vs. 労働者”や、“経営者 vs. 雇われ人”という構造が定番ですが、最近は働く人の中に、新たな4つのグループが生まれてきていると感じます。 下図には淡い水色から濃い水色まで 4種類の人がいます。 一番上の (1) は、「システムを作る人」です。 ビジネスシステムを作る人の他、国のシステムを作る人もいます。 システムとは IT のことではなく、「物事の仕組み」という意味です。 「こういうビジネスをやろう!」とか「こういう制度を作ろう」と構想する人ってことですね。その人数はごく限られています。 次に少し濃い水色の (2) の人たち。 (1) の人はビジネスの構想が固まった後、(2)の人に、構想の実現に必要な各機能分野について「具体的な仕組みを作ってくれるよう」依頼(発注)します。 仕組みとして代表的なのは IT システムですが、それ以外にも、物流システム、マーケティン

    新)4つの労働者階級 - Chikirinの日記
  • 組織目標と個人目標の順番 - Chikirinの日記

    組織に所属する人は、「組織の目標達成にどれだけ貢献したか?」という視点で評価されます。 企業が売上 100億円という目標をたてれば、部門目標はそれにそって決められます。 営業部門は「組織全体で 100億円の売上を達成するため、去年より販売数を 2割アップ!」という目標をたて、 開発部門は「組織全体で 100億円の売上を達成するため、競合品と差別化でき、値崩れしない新商品をボーナス商戦までに開発する!」という目標をたてるわけです。 その後、目標はさらに分解され、個人目標が立てられます。 営業部門のA課長は「営業部全体で去年より 2割たくさん売るために、うちの課では○○社と○○社と○○社に○台ずつ納入するぞ!」みたいな目標をたてます。 このように、組織目標は→部門目標→個人目標と分解され、組織に所属する全員が自分の目標を達成すれば、部門目標が達成され、最終的には組織目標が達成されます。 組織に

    組織目標と個人目標の順番 - Chikirinの日記
  • 人生の有限感 - Chikirinの日記

    堀江貴文さんの人生論を読みました。彼の生き方、考え方の基がよくわかるおもしろいでした。 特に最初の方に“小さい頃に突然、人はいつか死ぬんだと意識した”とあったのが印象的でした。起業家の人でコレを言う人、多いですよね。 「人生論」 (ロング新書)posted with amazlet at 14.12.15堀江 貴文 ロングセラーズ 売り上げランキング: 19,945 Amazon.co.jpで詳細を見る → キンドル版 スティーブ・ジョブズも突然の重病で余命を宣言されてから神がかってきたし、ソフトバンクの孫正義さんも若い頃、起業した直後に大病で入院しています。 楽天創業者の三木谷さんは故郷の神戸で大震災があったことで、「人間、いつ死ぬかわからない」と感じ、大企業を退職して起業したとインタビューでおっしゃっていました。 堀江さんの場合は特にそういう経験はなく、突然“死”という概念が降りて

    人生の有限感 - Chikirinの日記
  • あまりに危機感のない人たち - Chikirinの日記

    政治家やそれを報道する人たちが「景気対策」という言葉を使うことにものがすごく違和感があるちきりんです。だって今必要なのは景気対策じゃない。セーフティネットの拡充なんです。しかもすごく急ぐ必要がある。次の3ヶ月、6ヶ月、当に大変なことになるよ。 景気対策というのは、「需要を刺激してもっと買ってもらえるようにして、供給側が赤字にならないようにする。」ということです。これは“通常期”にはよいと思うのですが、“危機的状況”においてこんなことをしても「誰が消費を増やすねん、今?」って思うのです。あほちゃうか、と思います。 定額給付金もそうですが、今少々手元に入るお金が増えても「よっしゃ、じゃあ車買い換えよう!」とか「カシミアのコート買うことにした!」とか、いやそこまでいかなくても「じゃあ、今日は皆でぱあっと焼き肉にいこう!」とか思うような経済状況だと思ってるんだろうか、今が? 公共事業を増やしてゼ

    あまりに危機感のない人たち - Chikirinの日記
  • 誰が何をネグレクト? - Chikirinの日記

    あなたは、 あなたの奥さんは あなたの娘さんは、 20代で結婚して、子供を2人産んで、離婚したら、母子で自活できますか? 母親が売れっ子歌手やトップ女優でもないかぎり自活なんて無理だよね。 人の資質や努力、やる気なんて関係ありません。どんなに能力、やる気があっても幼児 2人抱えて自活できる 20代の女性なんて皆無です。 ホストクラブに通ってたとか言われて責められてるけど、ホストクラブに通わず必死で働いてたら、べていけたと思います? つまり! 20代で結婚して出産した人が離婚したら、自動的に“誰かが支援する必要”があるってことでしょ。 支援するのは誰? ・別れた夫(慰謝料、養育費) ・実家の親 ・公的福祉(生活保護) 現実的には、別れた夫(夫も若いでしょうし)が自分の生活費に加え“母子 3名の生活費”を払い続けるのも、このご時世では苦しいでしょう。 つまり、20代で結婚、出産した女性が離

    誰が何をネグレクト? - Chikirinの日記
  • “所有”という時代遅れ - Chikirinの日記

    主義経済の特徴のひとつが「私有財産制」にあるように、これまでの経済発展の中では、「より豊かになる」とは「より多くを所有すること」でした。 料から始まって、衣服、家電、車、家、不動産、(一夫多制においては)お金、会社(生産手段)と、何でもより多くを所有している人が“豊かな人”“豊かな生活を送っている人”であると認識されてきました。 ところが、世の中は今、より所有しない時代へ向かっています。 より所有しない生活こそが、より豊かで高度に発達した生活スタイルなんだと。そういう時代に向かっている気がします。 最近は個人が自分の蔵書をデジタル化するのが流行ってると聞きますけど、それ以外でも、基的にすべてのものが「非所有(非保有)」の方向に動いているんじゃないかな。 ・持ち家より、賃貸を住み替える。 ・マイカーを持つより、レンタカーやタクシーを利用する。 ・を持つより、必要に応じて図書館

    “所有”という時代遅れ - Chikirinの日記