この10年余りで、街の姿が大きく変わったのが、東京・日本橋だ。三井不動産が中心となり、街のシンボルとなる商業施設やホテル、交流拠点を次々と整備。閑古鳥が鳴いていた街は、完全に息を吹き返した。三井不動産が次なるフィールドに選んだのは、かつての行政区一つ分。超広域エリアを、いかにして再生するのか。そのビジョンをキーパーソンに聞いた(全2回)。 <後編はこちら> 日本橋大伝馬町のホステル「CITAN」。日本橋エリアの東側ではここ数年、個性的な店が次々と進出。ニューヨークのブルックリンのような新陳代謝が生まれている