東京都知事選(7月7日投開票)で現職の小池百合子氏(71)がAIで作成した自身そっくりのキャスター「AIゆりこ」の動画をSNSに投稿し話題となる中、さらに高いレベルで選挙戦にAIを導入している東大出身の候補者がいる。AIエンジニアで無所属新人の安野貴博氏(33)。このほどスポニチ本紙の取材に応じ「近い将来、選挙戦でのAI活用は当たり前になる」と話し、自身が第一人者になると意気込んでいる。 「デジタル民主主義」を掲げ、選挙戦では2通りの形でAIを導入。1つ目が政策を学習させた「AIあんの」で、YouTubeのライブ配信のコメント欄や電話で寄せられた有権者からの質問に、安野氏の声で回答する。24時間対応で告示から22日までの2日間で2000件以上の質問が寄せられた。ただ、万能ではないようで、イレギュラーな質問には「その質問には答えられません。私はまだ学習中であるため、答えられないこともあります
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