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ブックマーク / zenn.dev/herumi (2)

  • プログラマのための公開鍵による暗号化と署名の話

    初めに 公開鍵による暗号化と署名をプログラマ向け(?)に書いてみました。ちまたによくある暗号化と署名の話はインタフェースと実装がごちゃまぜになっていることが分かり、暗号化と署名の理解が進めば幸いです(と思って書いたけど、余計分からんといわれたらすんません)。登場する言語は架空ですが、多分容易に理解できると思います。 公開鍵による暗号化PKE 早速、公開鍵による暗号化(PKE : Public Key Encryption)を紹介します。登場するのは暗号化したいデータのクラスPlainText, 暗号文クラスCipherText, 秘密鍵クラスPrivateKeyと公開鍵クラスPublicKeyです。PKEは次の3個のインタフェースを提供しています。 abstract class PKE { abstract keyGenerator(): [PrivateKey, PublicKey];

    プログラマのための公開鍵による暗号化と署名の話
  • RSA署名を正しく理解する

    初めに 「署名とはメッセージのハッシュ値を秘密鍵で暗号化したものであり、検証は署名を公開鍵で復号してハッシュ値と等しいかを確認することである」という説明(×)をよく見かけます。 正しい署名の定義と実際のRSA署名がどのようなものであり、上記説明(×)がなぜよくないのかを理解しましょう。 署名の定義 署名の解説は署名の概要でも解説しましたが、再掲します。 署名(方式)は鍵生成(KeyGen)、署名(Sign)、検証(Verify)の3個のアルゴリズムからなります。 KeyGenではアリスが署名鍵sと検証鍵Sを生成します。署名鍵sは自分だけの秘密の値なので秘密鍵、検証鍵Sは他人に渡して使ってもらう鍵なので公開鍵ともいいます。 Signは署名したいデータmに対して署名鍵sを使って署名と呼ばれるデータσを作ります。 データmと署名σのペアを他人(ボブ)に渡します。 Verifyはボブが検証鍵Sを使

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