プログラマのための公開鍵による暗号化と署名の話

初めに 公開鍵による暗号化と署名をプログラマ向け(?)に書いてみました。ちまたによくある暗号化と署名の話はインタフェースと実装がごちゃまぜになっていることが分かり、暗号化と署名の理解が進めば幸いです（と思って書いたけど、余計分からんといわれたらすんません）。登場する言語は架空ですが、多分容易に理解できると思います。 公開鍵による暗号化PKE 早速、公開鍵による暗号化(PKE : Public Key Encryption)を紹介します。登場するのは暗号化したいデータのクラスPlainText, 暗号文クラスCipherText, 秘密鍵クラスPrivateKeyと公開鍵クラスPublicKeyです。PKEは次の3個のインタフェースを提供しています。 abstract class PKE { abstract keyGenerator(): [PrivateKey, PublicKey];

[Palantir]

こういうアウトプット作業をすることがすごく大切だと思う。 プリミティブな実装に触れるとき、RSAの特殊性を勘違いしたままECCを利用しはじめると訳分かんなくなって爆発四散したので注意

[canadie]

Aさんの鍵ペアがある。公開鍵で暗号化したものは秘密鍵でしか解除できない→Aさんにだけ開封可能な暗号が作成可能。秘密鍵で暗号化したものは公開鍵でしか解除できない→Aさんが署名したことが誰にでも検証可能

[aike]

公開鍵暗号では「秘密鍵で暗号化」がデフォで型エラーという説明はわかりやすい。ただ、電子署名は秘密鍵（署名鍵）で暗号化するのが混乱しやすい。

[Phenomenon]

あとで

[takehikom]

署名(3)について担当科目では「署名文」と書いているなあ