来るミュゼマエナカでの写真展に向けて、 準備をしています。いつものことなのだが、初めの話から、どんどんエスカレートしていき、後先考えず、なんだかんだで勝手に5000点の展示の目標を立てた。 一袋、5000円する印画紙が見る見る山と積み上げられる、その経過はまさに絶景で、これはどの国の写真家でも同じ傾向にあると思うのだが、それは銀塩でもデジタルでも、自分の撮った写真が、紙媒体になっていくことほど、楽しいことはない。 一本4000円近くするインクが それと同時に、一本4000円近くするインクがこれでもかという程空になり、それも積み上がる。印画紙と共に、それは、まるで金を溝に捨てているみたいな行為であるのだが、ここまできたらやり切るしかない。用意した両面テープもしかり。この両面テープに限っては、最終的に2km分の長さを使うことになった。
![NEXT THE SAREE OF PINK!! 2009″ 作品の焼き出し準備編](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a1cc62c04554dea87e5bbc1178847f68f6eb92d5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fkouichi.teragishi.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2020%2F03%2Fsaree-of-pink1.jpg)