バックバンドのメンバーたちが位置につき、トランペットにトロンボーン、サックスの管楽器のメロディーが気持ちのよい演奏に観客たちのクラップ&ハンズ。このステージの主役が出てくるのを、今か今かと待っている。ド派手にスモークが焚かれ、ライトブルーの衣装を身に纏ったMISIAがステージに登場すると、温かな拍手が送られる。 2019年のWHITE STAGEでも、初登場でありながら素晴らしい演奏を見せてくれた。さて、今年の1曲目はなんだろう?と思いながら、ステージを眺めていると、歌われたのはなんと“君が代”だった。オリンピック開会式で歌った姿が記憶に新しいが、まさかフジロックで聴けると思っていなかった。もちろん、凄まじい声量で力強く歌われる国歌には鳥肌が立つ。ちなみに、フジロックで“君が代”を歌ったのは、忌野清志郎に次いで2人目である。 “Welcome One”は今年リリースされたばかりの一曲。女性
![MISIA | FUJIROCK EXPRESS '21 | フジロック会場から最新レポートをお届け](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5f6013fcccd796072739cee431131e0cba05f027/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Ffujirockexpress.net%2F21%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F08%2F01misia_b-1400x968.jpg)