タイの首都バンコク(Bangkok)の議会で、自身に対する不信任投票を待つサマック・スントラウェート(Samak Sundaravej)首相(2008年6月27日撮影)。(c)AFP/PORNCHAI KITTIWONGSAKUL 【9月9日 AFP】(一部更新、写真追加)タイの憲法裁判所は9日、サマック・スントラウェート(Samak Sundaravej)首相がテレビの料理番組に出演し、謝礼を受け取ったことが憲法違反に相当すると判断、首相に退陣を命じた。また首相のみならず内閣総辞職が必要だとする審判を下した。 憲法裁は、サマック首相は番組の司会役を務めたことで出演料を受け取ったが、これが憲法違反に相当すると判断、首相の即時辞任を求め、現政権は議会が新首相を選出するまでの30日間の暫定内閣とすると命じた。 裁定には「憲法裁は全会一致で、サマック・スントラウェート首相が、憲法267条に違反し