極めて厳しい漁が予想される、ことしのサンマ漁で、主力となる大型船が26日朝、全国一の水揚げ地、北海道根室市の港に戻り、初水揚げを行いました。しかし、水揚げ量は去年と比べ、わずか1%ほどにとどまり、極めて厳しいスタートとなりました。 サンマの水揚げ量が10年連続で全国一の根室市の花咲港には26日午前7時すぎから100トン以上の大型船2隻が相次いで戻り、初水揚げを行いました。 しかし、水揚げ量は合わせて6トンほどと、去年の初水揚げと比べ、わずか1%ほどにとどまりました。 地元の漁協などによりますと、サンマは、体長が30センチほど、重さは120グラム前後で、やや小ぶりなものが目立つということです。 また、大型船の漁の解禁以降、合わせて45隻が出漁しましたが、多くの船がまとまった漁獲がない状態でいったん操業を終えて港に戻り始めているということです。 大型船の59歳の船主は「大型船の初水揚げでこれだ