……こんにちは。「ザッツ・京大」編集部です。 そうです。10月末と言えば。 いまやバレンタイン市場を抜き、大きな経済効果をもたらすハロウィン! ……あれ。 どうみても、トリック・オア・トリート! ではなさそうですね。 お菓子をねだる雰囲気、なし! さて。気を取り直して、これは何の写真かと言いますと。 京都大学には、「妖術」、「呪術」、「精霊憑依」に関わる研究があるのです。 ……自分で書いていてなんですが……本当ですか?! 妖術、呪術、精霊憑依の研究って、なんですか? というわけで、今回は、人文科学研究所の石井美保准教授にお話をうかがってきました。 石井先生の専門は「文化人類学」。文化人類学は長期間にわたるフィールドワークが基本で、石井先生もこれまでに西アフリカや南インドで研究を続けてきました。先生はとても穏やかで、「妖術」や「呪術」といった言葉のイメージとは程遠いのですが……。いったいどん