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ブックマーク / kkumata.hatenablog.com (2)

  • ハンディ・ゲームー高橋留美子のラヴ・コメディについてー - 熊田一雄の日記

    高橋留美子(1957-)は、子ども向けの通俗マンガ家と思われているのか、日ではサブカル評論家に論じられることが少ない(論考をご存じの方はご教示下さい)マンガ家ですが、私は後世の人はこの人の才能を高く評価するだろう、と予想しています。アメリカManga Shopで一番売れていたのは、この人の作品でした。 イギリス文学の古典「ジェーン・エア」(1847)について、ヒロインである孤児院出身のジェーン・エアは、恋人のロチェスター伯爵が火災で家屋敷(と元)を失い失明する一方で、自分の方は「叔父の遺産」を相続した時に、始めて伯爵のプロポーズを受け入れるが、そこに女性作者シャルロット・ブロンテ(1816-1855)の男女間の権力関係についての近代的な醒めた認識がある、と聞いたことがあります。伯爵とただの孤児のままでは、結婚しても、男女関係が「支配―従属関係」になってしまう危険性があるのです。近代社

    ハンディ・ゲームー高橋留美子のラヴ・コメディについてー - 熊田一雄の日記
    terazzo
    terazzo 2016/01/11
  • 男性の<性>の謎をめぐって - 熊田一雄の日記

    私は、1年に2、修士論文レベルの文章を活字化することにしています。次は、来年の4月に論文を提出します。そろそろ、内容を考えなくてはいけません。フェミニストの問題提起に答えて、「一部の男性はなぜ愛する子に暴力をふるうのか」という<謎>に挑戦してみようと思います。精神科医の中井久夫さんが展開している「<恥>と<酒>」「<恥>と<暴力>」の悪循環(「恥のサークル」)に関する議論がヒントになると思います。 (前略)嗜癖の最大の欠点は、同じ結果を得るためにますます多量の嗜癖行為が必要なことである。この点では暴力も似ていて、家庭内暴力であろうと、教師の暴力であろうと、嗜癖的悪循環に陥る傾向から逃れることは難しい。始めは、思いあまって行った暴力行為が、あらゆる些細なフラストレーションの解消に使用される。と同時にますます大規模な行為が、かつては些細な行為のもたらしたと同じ効果をかろうじてもたらすのであ

    男性の<性>の謎をめぐって - 熊田一雄の日記
    terazzo
    terazzo 2013/06/11
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