「起承転結」なんて古臭い。多くの人はそう思ってテーマを「起」から書き、失敗する。 起:文章は起承転結で書けばいい 承:でも多くの人は起承転結で書けない 転:実は起承転結は使えない 結:結局センスです 「文章は起承転結で書けばいい」というテーマそのものを「起」に書いてしまうと、「転」でテーマをひっくり返さざるを得なくなる。起承転結では文章は書けない、と思うのも無理はない。 アメリカの高校では「5段落エッセイ(Five-Paragraph Essay)」という小論文のテンプレート(型)を教える。TOEFLのライティング(Independent-essay)の解法でもあるので、留学を考えたことがあれば聞いたことはあるだろう。序論(Introduction)→本論(Body 1,2,3)→結論(Conclusion)という文章構造が、本論=「パティ」を序論と結論=「バンズ」で挟み込むように思えるこ