飲み会が続くと、ついつい飲み過ぎてしまって、翌日、体が重い……なんてこと、ありませんか? そんな、二日酔いの朝に飲みたくなるのは体にやさしいスープ。そこで、気だるさをシャキッとさせる、エキスが濃厚、薬味たっぷりのあさりの滋養スープを伊勢丹新宿店・東信水産の石戸宏さんに教えてもらいました。 「あさりはタウリンが豊富なので、二日酔いの日にぴったりです。あさりに合わせるのはたっぷりのしょうがとパクチー。朝の気分のだるさがスッキリしますよ」 「貝の口が開いたら、一度火を止める」がエキスを濃くするテクニック あさりは水から煮ることで、あさりに含まれるコハク酸といううまみ成分が出てきて、白濁した美味しいスープになります。 「煮過ぎるとあさりの身がかたくなってしまうので、貝の口が開いたらすぐに火を止めます。そして、15~20分放置して、スープの温度が下がっていく過程でうまみ成分を出しきります」 翌日の朝