オープンソースのウイルス対策ソフトウェア「ClamWin」は無償で使用でき、レガシーなOSにも対応しているのが特徴だが、常駐保護機能がないという欠点もある。このためサブ用途およびロースペック機向けが主で、常用にはあまり適さなかった。そこで利用したいのが「Clam Sentinel」である。 常駐保護は「リアルタイムスキャン」や「オートプロテクト」などとも呼ばれ、PCの動作を常に監視してウイルスの侵入を防ぐ、ウイルス対策ソフトの重要な機能だ。ClamWinにはこの常駐保護がないため、ファイルをダウンロードしたり解凍したりしたときは1つ1つ手動でスキャンする必要があった。Clam Sentinelを導入するとClamWinを使って常駐保護ができるようになり、PC上でファイルを追加/更新/コピーしたときに自動でウイルススキャンが実行されるようになる。わざわざ怪しいファイルを手動でチェックする手間
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