前回の記事「あなたの会社に、本当に「マーケティング」はありますか?」はこちら 「戦略PR」というワードが注目されるきっかけをつくったのが、2009年に出版されたブルーカレント・ジャパン、本田哲也氏の『戦略PR 空気をつくる。世論で売る。』 (アスキー新書) とインテグレート、山田まさるの『脱広告・超PRー広告を信じなくなった消費者を動かす』(ダイヤモンド)という2冊の書籍です。 それまで日本において「PR」と言えば、企業の広報部門がIR等の企業情報、新製品などのニュースリリースの配信や記者会見を行うなどして、情報をメディアに提供し、記事化や番組化を目的とする、いわゆる「パブリシティ」と同義でとらえられていました。 メディアという第三者が主体者となる「パブリシティ」において、露出内容を企業がコントロールするのは難しく、多くの日本企業は長らく広告という100%コントロール可能な手法を中心にマー
![戦略PRは終わりました。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9c7dd471c631275d34dcc4713897eda46a3a47ed/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.advertimes.com%2Fwp-content%2Fuploads%2Fat0314004.jpg)