事故防止の効果があるとされる信号機のない交差点「環状交差点(ラウンドアバウト)」が、今年度内に千葉県内3か所に設置されることが分かった。 現在はロータリーになっている道路を環状交差点として位置付け、標識などを設ける。環状交差点は昨年9月の改正道交法施行に伴って導入され、県内では初めて。 県警交通規制課によると、設置予定地は▽千葉市稲毛区緑町の交差点▽市原市鶴舞と石川にまたがる交差点▽同市有秋台東と有秋台西にまたがる交差点――で、いずれも市道上にある。 環状交差点は、時計回りの一方通行の周回道路で、曲がりたい所で左折して交差点を出る。 信号機を設置する必要がないため地震などの災害に強く、直進車と右折車が衝突する事故の防止効果が指摘されている。徐行して交差点内に進入するため、信号待ちの時間も節約できる。 同課は現在、専用標識や路面の表示の準備をしている。県内の運転免許センターでは、免許証更新の