横浜は4日、各選手に来季契約を通知し、3年連続フル出場した元日本代表DF中沢佑二(38)は50%近いダウンとなる推定年俸5000万円の非情提示を受けた。「35歳以上は必要とされない。僕が頑張ることがマリノスにはプラスにならない。外へ出て行ってくださいというレベル」とショックを隠せなかった。 【写真】俊輔はどうなる…磐田が正式オファー準備 獅子奮迅の活躍も報われない。横浜は今季から最新設備の整ったマリノスタウンを離れ、練習拠点を新横浜公園内に移した。凸凹で硬いピッチの利用も多く昨季よりケガ人は増加。環境面が厳しくなる中、体を張り、チームで唯一のフル出場を果たした38歳DFに対する誠意は感じられず、冷酷な評価となった。中沢は「代理人を入れて話さないといけないレベル」と無念の面持ちだった。 利重チーム統括本部長は「ドラスチックな事をするつもりはない。ベテラン、中堅も大事。その上で難しい判断を