マイクロソフトは2018年2月、Microsoft Azureで提供している学習済みAI APIサービス「Microsoft Cognitive Services」の利用規約(OST)を改定し、Cognitive Servicesを利用するためにAzureへ送信された顧客データの収集、保持、使用、複製、二次著作物の作成を行わない方針に変更した(公式ブログでの発表)。 同社は、AzureやOffice 365、Dynamics 365などの企業向けオンラインサービスに「プライバシーポリシー」を設けており、「顧客データを広告やマーケティング目的でマイニングしない」、「マイクロソフト社員であっても顧客データへのアクセスは制限される」、「サービス利用終了時には顧客データを削除する」などの条項を規定している。企業ユーザーがビジネスクラウドサービスで扱うデータについては、(マイクロソフトが合意したサー