川崎汽船は2021年末をめどに自動カイト(凧〈たこ〉)システム「Seawing(シーウィング)」を小型RORO船(貨物専用フェリー)に搭載し、欧州近海でトライアル航海を実施する。風力を利用して船の推進を補助するシステム。航路などによるものの、現状比20%以上の二酸化炭素(CO2)削減効果が期待される。 日本郵船、商船三井、川崎汽船がコンテナ船事業統合「歴史的転換点」 川崎汽船は仏エアシーズと共同で開発を進めており、日本海事協会から設計の基本承認(AIP)を取得している。エアシーズは欧エアバスから分社した企業。21年末をめどにエアバスの機材を搬送するための、既存小型RORO船に実装する方向だ。 ブリッジからのスイッチ操作によりカイトを展開・格納し風力で船の推進を補助する。新造船のほか、既存船にも改造(レトロフィット)して取り付けられる。実証航海を経て、川崎汽船は当初計画を半年程度先送りする形

