2005年8月2日に米航空宇宙局(NASA)の水星探査機メッセンジャー(Messenger)が撮影した地球の画像。(c)AFP/NASA/Michael BENSON 【3月28日 AFP】地球上の生物の進化は20億年近く停止していたとする研究結果が、26日の英科学誌「ネイチャー(Nature)」に発表された。 研究を発表したのは、カリフォルニア大学リバーサイド校(University of California Riverside、UCR)のTimothy Lyons教授らからなる国際研究チーム。酸素や海水中における重金属モリブデンの欠乏で進化が進まなかった時期が20億年にわたって存在した、と主張している。 これまでの定説では、約24億年前に大気中の酸素が爆発。その直後に海が酸素に満たされ、これが地球上生物誕生の大きな引き金となったとされてきた。だが多細胞生物が誕生したのは約6億年ほど前
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