ポルトガル・リスボン(Lisbon)で開かれた正書法改正についての講義の巨大スクリーン(2010年2月20日撮影)。(c)AFP/JOAO CORTESAO 【3月2日 AFP】ポルトガル語を母国とする国々での正書法の統一が、ポルトガル国内でもようやく始まりつつある。しかし、統一的に実施されていないため、多くのポルトガル国民が混乱しているという。 ポルトガルの文字改革は20年以上の議論の末、「ブラジル式」にしていくことで2008年にポルトガル議会で承認された。現在は報道機関が中心となって新たな「つづり」の採用をすすめているものの、政府は学校教育などで二の足を踏んでいる。 ■混乱するポルトガル国民 ポルトガル政府は新正書法の2014年までの移行を打ち出しているが、教育省は新正書法の実施をたびたび延期しており、学校では2014年まで新旧両方の正書法を採用するとしている。 また、新聞社の多くも「
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