日本のコンタクトレンズ人口は年々増加傾向にあり、現在では約1500万人以上いると推定されています。それだけコンタクトレンズは市民権を得ていると言えますが、一方でコンタクトレンズによる目のトラブルも確実に増加しています(参考記事:失明の危険もある“コンタクトレンズ眼障害”)。 裏を返せば、自分に向いたコンタクトレンズをきちんと選んで正しく使うということが、案外難しいことの表れでもあります。ありとあらゆる種類のコンタクトレンズが氾濫している状況の中で、一体どのようにしたら適切なものを見つけ出すことが出来るでしょうか? 今回は、“コンタクトレンズの正しい選び方”について解説したいと思います。 一般に、近視や乱視の強い人、左右の度の差が大きい人、職業上の制約から眼鏡をかけにくい人(スポーツ選手、モデル等)――がコンタクトレンズに向いています。その一方、ドライアイ(参考記事:職場ですぐできる「ド