玩具として販売されている「マグネットボール」について、国民生活センターが誤飲した際の危険性を呼びかけています。複数を誤飲した幼児の内臓に穴があく事故が2件報告されたとのこと。なお、マグネットボールは開腹手術などにより摘出されています。 マグネットボールの例。小さな磁石を組み合わせて立体を作るパズルとして販売されている 当該製品は球形または立方体の小型磁石が200個ほど同梱されたもので、主に通販サイトで立体パズルとして販売されています。一般的なフェライト磁石の10倍以上の磁力を持つとされる、ネオジム磁石が使用されており、複数で手指を挟むと引き合って留まるほどに強力です。 手指を挟んだ留まるほどに、磁力は強力 同センターに寄せられた1つの事例では、3歳児が5個を誤飲し、保護者が気付いて受診。2個が胃に、3個が腸に留まり、互いに引き合って壁を穿通(せんつう)していたといいます。1歳9カ月の幼児が