古き良き秋葉原の面影を残す電子部品パーツ店「鈴商」が、11月29日(日)をもって実店舗の営業を終える。12月からは通信販売のみの販売形態で姿を変えるワケだが、突然とも言える閉店告知に、秋葉原の業界関係者からは驚きとともに、惜しまれる声が少なくない。そこで今回は「鈴商」の社員に閉店の理由を直接聞いてみることにした。 取材に応じてくれた「熟年社員」によると、11月いっぱいで賃貸契約が満了になるのを機に、更新しない事を決めたという。今後は「鈴商」のWebサイトの告知通り通販のみとし、店舗を移転しての営業はないとのこと。言葉少ない「熟年社員」からは、閉店の理由は”特にない”ように聞こえる。 なお「鈴商」が入る「外神田ビル」は、現在でも4階フロアが「テナント募集中」。どうやら一部で噂があった近隣で進む外神田1丁目エリアの大規模再開発とは関係がなさそうだ。
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