映画界のデジタル化が進むなか、9月10日、富士フィルムが映画用フィルムの生産を中止するというニュースがアメリカのニュースサイト、デッドライン・ドットコムで報じられた。 この報道について、webDICE編集部が富士フィルムに電話で問い合わせたところ、本社の担当者は「確かにネガフィルムやポジフィルムのディスコン(製造中止)を予定していることは事実ですが、映画事業をやめてしまうのではありません。デジタル化が進むなかで、アーカイブ用フィルム・エテルナ-RDSやレンズ、データストレージ用のデータメディアや撮影時の色管理システムは、引き続き映画製作のワークフロウのなかで使っていただきたき、映画業界に貢献していきたいと思っています」と語った。 なお、今回の映画用フィルム生産中止については、利用者が限られているため、現状は公式のリリースは出さず、個別にオーダーに対応することになっているという。 アメリカで