社員17名! マニアを刺したCerevo「グローバル・ニッチ戦略」で21カ国へ プレジデント 10月21日(火)11時15分配信 大手家電メーカーが軒並み苦戦を強いられている中、ごくごく小規模なメーカーが元気だ。なぜ彼らは少人数で革新的な製品を生み出し、ヒットにつなげることができたのか。その秘密に迫る。 ■大企業にはできないことをやる 近年、ほんの数人規模の企業から、尖った家電が生み出されてヒットする事例が目につくようになった。長らく低迷する大手家電メーカーとは対照的である。 大手メーカーならいくらでも新しい製品をつくれそうに思える。だが、パナソニックでデジカメ等の商品開発に携わった後、Cerevo(セレボ)を創業した岩佐琢磨氏は、それはまったくの誤解という。 「大手メーカーが何でもつくれるというのは技術的な話であって、私がつくりたいような新しい製品をつくって売るという判断を会社は