全国の図書館で、本がなくなったり、傷つけられたりするケースが後を絶たない。九州大学の付属図書館では蔵書がなくなり、一部はバラバラになった状態で捨てられていた。何があったのか? 福岡市西区にある九大の学生寮で3月下旬、清掃担当者がごみ袋に入った書籍計78冊を見つけた。大半が「演習物理」「量子力学」といった理系の本。いずれも行方不明になっていた付属図書館の蔵書で、うち36冊は裁断機のようなものですべてのページが切り取られ、背表紙だけになっていた。被害総額は約10万円。宮本一夫・付属図書館長は「本は悲惨なダメージを受けている。倫理観のなさを危惧する」と嘆く。 原因は学生らに「自炊」と呼ばれている行為だ。書籍を一ページずつ分解してスキャナーで取り込み、電子データ化する。検索しやすく、かさばらないため利用者が増えているが、著作権法上、私的な利用に限られる。図書館の蔵書を勝手に裁断するのは論外だ。 九
従業員の命や健康よりも企業利益を優先する姿勢を明確に打ち出した形です。詳細は以下から。 損保大手の三井住友海上火災保険が今年の4月から年間の残業時間の上限をこれまでの350時間から540時間まで、190時間も引き上げたことが発覚しました。 同社労働組合の資料によると、上限引き上げの対象は管理職を除いた課長代理以下の社員で、1ヶ月の上限時間はこれまで同様60時間に据え置いたとされています。 つまり、これまで上限ギリギリの残業が可能だったのが6ヶ月弱だったものが、9ヶ月に増えたということを意味しています。 この資料によると、会社側が上限引き上げの理由として述べたのは「最高品質を追求していくために、時間外労働上限規制の法制化動向を踏まえつつ見直しを検討する必要がある」というもの。 これに加え、現在国会で審議中の働き方改革関連法案で、過労死や過労自殺の問題を鑑みて残業時間の上限規制が論じられている
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