食後短時間で一過性の下痢や嘔吐、という食中毒らしい症状を示すものの、原因物質が特定できない食中毒がここ数年、首都圏や瀬戸内海沿岸、北陸地方などで相次いでいるそうだ (YOMIURI ONLINE の記事 より) 。 厚生労働省によると、原因物質が特定できない食中毒には 主症状が下痢や嘔吐。食後、発症まで平均 4 ~ 5 時間程度と短い。軽症で回復も早い。という共通点がある。保健所などが残飯や吐しゃ物を検査しても原因となる細菌や毒素などが検出されず、原因が特定されていない。食中毒と断定されるには至らなかった有症苦情事案にも同様ケースがあるといい、保健所は「再発防止策の取りようがない」と対応に苦慮している。 一方、山陽新聞の紙面によると「アンケートより特定の食材が浮かび上がっているが因果関係が不明なため風評被害を防ぐため公表を控えている」とのこと。