今日のキーワード オアシス イギリスのロック・バンド、オアシスのデビューアルバム。1994年発表。全英アルバムチャート1位を記録。「リヴ・フォーエヴァー」「シガレッツ・アンド・アルコール」などを収録。原題《Definitely ...
身頃(みごろ)がゆったりとした上着で、ウエストまたはローウエスト位置で裾(すそ)は絞り、たるみを入れながら、ベルトやひもでからだに合うように絞った。従来日本では、ジャンパーとよばれた上着であるが、ファッション性のある街着としては、最近ブルゾンとよぶ傾向にある。したがって労働着のイメージは少ない。現在、若年層を中心に流行している、男女どちらも着られるユニセックスの衣服の代表的なものといえよう。また同じシルエットの軍服をさすこともある。 パンツ、スカートなどと共布のスーツは、ブルゾン・スーツである。ドレス、シャツ、ブラウスなど、このシルエットをもつものは、ブルゾン・ドレスなどという。 [浦上信子]
自動車の運転者とそれに相乗りする人、または相乗りする人同士を引き合わせるサービス。スマートホンのアプリやソーシャルサービスを通じて、目的地を同じくする運転者と相乗り希望者の間でやり取りがなされる。ライドシェアリング。ライドソーシング。→オンライン配車サービス [補説]日本では、有償で人を輸送できるのは第二種運転免許を有する者のみと定められているため、運転者に報酬は支払われない。そのかわり、ガソリン代や高速道路の料金代を割り勘にするなどの形で、運転者の金銭的負担を軽減する方法がとられている。 自動車を相乗りすること。ライドシェアリングとも呼ばれる。空いている座席を活用し、他者とガソリン代などを負担し合うことで交通費が節約できるため、欧米では安価な交通手段として広く浸透している。インターネットの発達に伴って事業化が進み、相乗り相手の仲介を行うサイトやスマートフォンアプリ、自家用車を利用した有料
〘 名詞 〙 放送を視聴することを通じて大学の課程を学習させる組織。日本では昭和五八年(一九八三)に国立の放送大学が設置され、同六〇年から開講。通信教材とスクーリングを併用することで単位が取得でき、卒業時に教養学士の学位が授与される。 テレビ・ラジオの視聴、通信教材、スクーリングにより、限られた時間を活用して正規の大学教育が受けられる新しいタイプの大学。柔軟かつ流動的な高等教育機会の拡充を目的とする。日本では1967年(昭和42)以来調査・検討がなされ、1981年7月1日に文部・郵政両大臣が主務大臣となり特殊法人「放送大学学園」が発足し、1983年4月1日に放送大学が設置された。ついで1985年4月1日に学生を受け入れて開講した。 2009年度から、学部は教養学部教養学科のみとなり、「生活と福祉」「心理と教育」「社会と産業」「人間と文化」「自然と環境」の五つのコースからなる。入学試験はなく
〘名〙 唐辛子・胡麻・陳皮(ちんぴ)・けし・菜種・麻の実・山椒などを砕いて混ぜ合わせたもの。香味料とする。なないろとうがらし。 [語誌](1)寛永二年(一六二五)、江戸両国薬研堀で中島徳右衛門が売り出したのを初めとする。「随・守貞漫稿‐五」に「七味蕃椒と号て、陳皮、山椒、肉桂、黒胡麻、麻仁〈略〉を竹筒に納れ、鑿を以て突二刻之一売る。諸食にかけて食ふ人多し」とみえ、薬味として当時の人々に好まれ、振売りも行なわれていたことが記されている。 (2)「しちみ」は、「酸・苦・甘・辛・鹹」の五種の食味を「五味」、また「淡」を加えて「六味」と呼びならわしてきたことに倣ったもので、主に関西で用いられた。関東では「なないろとうがらし」と呼んできたが現在では「しちみとうがらし」の呼称が一般的である。
インドネシア・マレーシアのチャーハン。具に鶏肉または牛肉・えび・たまねぎなどを用い、ケチャップマニスやサンバルで味をつける。目玉焼きやクルプックを添えることが多い。◇「ナシ」は「ご飯」、「ゴレン」は「揚げる、炒める」という意。
インドおよびその近辺地域の通貨単位。サンスクリットで金銀を意味するrûpyaに由来するといわれる。1835年にイギリス植民地当局が180グレーンの純銀量目をもつ銀貨を1ルピーと定めて以来、ルピーがイギリス領インド地域の統一的な通貨単位となった。銀本位制下のルピーは、金銀比価の変動によって対金本位国通貨との相場がしばしば大きく変動した。このため1899年には金為替(かわせ)本位制を採用し、ポンド貨を通して金と結び付くこととなった。さらに1927年からは、1ルピーは1シリング6ペンスに固定された。 [原 信] インド・ルピー第二次世界大戦後の1947年、インドとパキスタンは分離独立、両国とも継続してルピーを通貨単位とした。また国際通貨基金(IMF)に加盟しており、IMF平価は1米ドル=4.7619ルピーであった。インド・ルピーは旧宗主国通貨英ポンドに結び付いていたが、1975年9月にこれを廃止
(19)レジオネラ症(legionellosis) 概念 レジオネラ属細菌(Legionella spp.)は水系・土壌に広く存在する細胞内寄生性のブドウ糖非発酵Gram陰性桿菌である.自然界ではおもにアメーバ内で増殖し,本菌で汚染されたエアロゾルを吸入することにより肺炎の原因となる.レジオネラ症(在郷軍人病)の感染源としてはクーリングタワーの冷却水が重要であるが,最近では噴水,循環式浴槽,温泉などを感染源とする集団感染,また頻度は低いものの院内水系汚染による院内感染の事例も報告されている. レジオネラ属細菌でヒトに病原性を示すものが40種以上報告されているが,最も頻度が高く重要な菌種はL. pneumophila血清群1であり,その他の血清群(血清群2〜6など)や菌種(L. bozemanii, L. micdadei, L. gormaniiなど)による感染例も散見される.レジオネラ属
〘 名詞 〙 身体の抵抗力・免疫が弱まった時、ふだんは病原性を示さない菌によって感染してしまうこと。また、そのような感染症。エイズや末期がんなどでみられる。 日和見感染とは 感染とは、原因となる病原体がヒトの体内に侵入し、増殖することで起こります。しかし、私たちの周囲の環境には多くの微生物が存在し、また腸管内を始めとして体内にも多くの常在菌を保有しているにもかかわらず、感染症が起こらないのはなぜでしょうか? それは私たちの体内では、感染を防御する仕組みがうまくはたらいているからです。この仕組みを一般的に「免疫(めんえき)」と呼びます。免疫がうまくはたらいている状態では、体のなかにいる微生物はうまく押さえ込まれ、おとなしくしています。しかしいったん免疫の能力が衰えてくると、たとえ毒力が弱い病原体であっても、体内で増殖し感染を起こすことが可能になります。 このように免疫能の低下した状態で、弱毒
…一方60年代には,伝統的に黒人音楽に親近感を抱いてきたイギリスから,ビートルズ,ローリング・ストーンズといったグループが生まれ,プレスリーの影響を強くうけながらも,リズム・アンド・ブルースを基盤に世界的な人気者となった。60年代半ば,ジョン・コルトレーンの音楽に刺激されて,アメリカ西海岸ではサイケデリック・ミュージックpsychedelic musicがおこり(サイケデリック),ロックと結びついてハード・ロックhard rock,プログレッシブ・ロックprogressive rockとなり,ジャズをはるかに凌ぐ絶大な人気を得た。 1960年代まで〈リズム・アンド・ブルースは黒人の,ロックは白人のもの〉といわれ,ポピュラー音楽界は,圧倒的に白人グループの天下であったが,ロック・ギタリスト,ジミ・ヘンドリックスJimi Hendrix(1942‐70)が登場した頃から,音楽界での白黒の区別は
五十音図第1行第1段の仮名。平仮名の「あ」は「安」の草体から、また、片仮名の「ア」は「阿」の偏から変化してできたものである。万葉仮名では「阿、安、婀、鞅(以上音仮名)、足(訓仮名)」などが使われた。ほかに草仮名としては「(阿)」「(愛)」「(悪)」などがある。 音韻的には、5母音の一つ/a/にあたる。東京語などでは、奥舌の[a]よりもやや舌が前寄りで、口の開きの大きい中舌広母音である。ア段長音の引き音節部分を、「おかあさん」「おばあさん」などのように表しもする。また表記上はアであっても、音の連なり方によって、「ピアノ→ピヤノ」「バアイ(場合)→バヤイ/バワイ」「オンアイ(恩愛)→オンナイ」などと発音されたりする。 なお「阿吽(あうん)の仁王」「阿吽の呼吸」などと使われる「阿吽」の「阿」は、悉曇(しったん)十二母音の初音で、物事の初めの意で用いられ、口を開いた形相や吐息をも表す。 [上野和昭
〘 名詞 〙 脳幹を含む脳の機能が回復不能な喪失状態に陥ること。死の判定には心停止による心臓死や呼吸停止による肺臓死があるが、脳死をもって個体の死の判定基準とする考え方も有力になっている。いわゆる植物人間の状態や、腎臓や心臓などの臓器移植手術に際しての臓器提供者(ドナー)の脳死の判定が、とくに問題にされる。[初出の実例]「脳死させてはいかんからな」(出典:吉里吉里人(1981)〈井上ひさし〉一九) 脳幹を含めた全脳機能が完全に失われた状態をいう。心臓停止などによる急性無酸素症、脳損傷による脳ヘルニアなどにより脳血流が停止し、脳組織が広範に破壊されると、自発呼吸が停止して死に至るが、近年、生命維持装置とくに人工呼吸器の発達により、人工的に生命を維持できるようになったことから脳死という概念が生まれた。一方、心臓移植などの成功から、よりよい状態における臓器の提供者として脳死患者が注目を受け、実際
〘 名詞 〙 死ぬこと。死去。死没。[初出の実例]「戸内男皆死亡、无レ男時、自成二女戸一耳」(出典:令集解(868)戸)「七日ばかり物を食せで後、さうなくよき酒を飲せなどしてやがて死亡してけり」(出典:愚管抄(1220)五)[その他の文献]〔孟子‐梁恵王・上〕 死ぬこと。臨床的に、死とは心拍動、呼吸運動および脳機能の永久的停止が明確になったときと考えられており、これら三つの徴候、すなわち心拍動の停止、呼吸運動の停止、角膜反射や瞳孔(どうこう)反射(瞳孔散大)に基づく脳機能の停止によって判定される人の死は三徴候死ともいわれている。しかし三徴候死でも一般的には、心拍動と呼吸運動が停止すれば脳機能も当然停止するであろうという考えが根底にあっての判定といえよう。また、医療技術の進歩により、心や肺はその機能を人工的にもある程度補うことが可能になってきた。すなわち心肺機能が失われても脳機能が保たれてさ
死後変化,すなわち死後に現れる生物学的機能の喪失や,死体の物理的,化学的な変化をいう。これは早期,晩期,異常死体現象に分けられる。 死後1日以内に現れるもので,瞳孔の対光反射の消失および散瞳,眼圧の低下,上位の皮膚の蒼白化と下位になった部位への死斑の出現,筋肉の弛緩後に現れる死体硬直rigor mortis,皮膚や口唇粘膜などの乾燥,角膜の混濁,死体の冷却がある。死亡時に散大した瞳孔は,死後1~2時間で直径5mmくらいになる。一方,血液循環の停止に伴い血液が重力により死体の下位に移動するため,上位の皮膚は蒼白となり,下位の非圧迫部の皮膚は血液の色で斑状に着色する。この着色を死斑という。一般に,死斑は死後30分くらいから現れ,2~3時間で明らかとなり,半日で完成する。しかし1日以内であれば圧迫すると消散し,その後は赤血球の崩壊によりヘモグロビン血管壁や血管周囲に浸潤するため,圧迫によっても消
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