PostgreSQLエンジンがデータベースにアクセスする場合、まずハードディスク上の必要なデータを共有バッファ上に読み込みます。そして共有バッファ上のデータを読み書きすることで処理を行います。その後また同じデータにアクセスする必要が生じた場合には、ハードディスクにアクセスするのではなく、すでに共有バッファ上に読み込まれているデータに対してアクセスします。こうすることで、遅いハードディスクへのアクセスを減らして処理性能を稼いでいるわけです。 ただ共有バッファはサーバマシンのメモリ上に確保されるため、その大きさには限界があります。このため、ハードディスク上のすべてのデータを共有バッファに読み込めるわけではありません。そこでPostgreSQLでは、より頻繁にアクセスされるデータを優先的に共有バッファに読み込むことで、適切なパフォーマンスを維持するようになっています。 共有バッファの大きさはデフ