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2012年3月13日のブックマーク (1件)

  • 高速化に効くシステムコールが犠牲にするもの

    前回、mmap(2)というシステムコールを使って、ファイルコピーの速度を上げる方法を解説しました。このシステムコールは大きな問題を起こすこともないので、使いやすく、実際に多くの開発者が利用しています。今回は、プログラムが使用した物理メモリサイズやページフォールトの回数、コンテキストスイッチの回数などを調べて、mmap(2)の性格を分析していきます(編集部) 前回とは違う側面からmmap(2)を調べる 前回、ファイルをコピーするためのシステムコールの一種である「mmap(2)」を紹介した。このシステムコールを使えば、「read(2)」や「write(3)」といったシステムコールを使うよりも高速に動作するファイルコピープログラムを作れる。処理にかかった平均時間を比較したところ、mmap(2)を利用したプログラムは、read(2)/write(2)を使ったプログラムの4〜5倍高速に動作していた。

    高速化に効くシステムコールが犠牲にするもの