東日本大震災から10年を迎えるのを前に、自民党の安倍晋三前首相は3日までに、時事通信のインタビューに応じた。 【国会議員情報】安倍 晋三(あべ しんぞう)氏 復興に向けた安倍政権の取り組みでは「一定の役割を果たせた」と強調。首相在任中に「復興五輪」を掲げ招致した東京五輪・パラリンピックに関しては、新型コロナウイルスを克服した上で開催が実現できれば「五輪の歴史に残る大会となる」と期待感を示した。 ―発生当時は野党議員だった。 当時、自民党の谷垣禎一総裁は政府に全面的に協力した。ただ、民主党は政権運営に十分慣れておらず、菅直人首相は原子力緊急事態宣言を直ちに出すべきだったのに遅れた。現場の要望を聞くネットワークもなく、行政を動かす能力に欠けていたと言わざるを得ない。(自民党にとって)それが政権奪還の原点だ。 ―首相再登板後、復興にどう取り組んだか。 「閣僚全員が復興相と思え」と指示して縦割りを
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