東映社員の女性が、撮影現場で制作スタッフからセクハラ被害に遭った上、不当な過重労働を強いられたとして、同社側に対応の改善を求めている。女性は適応障害と診断され、現在休職中。テレビ朝日系「仮面ライダーリバイス」の制作にも携わっていたという。支援者は、立場の弱い従業員へのハラスメントや長時間労働は「映像制作やコンテンツ産業にはびこる構造的な問題だ」と指摘する。
東映社員の女性が、撮影現場で制作スタッフからセクハラ被害に遭った上、不当な過重労働を強いられたとして、同社側に対応の改善を求めている。女性は適応障害と診断され、現在休職中。テレビ朝日系「仮面ライダーリバイス」の制作にも携わっていたという。支援者は、立場の弱い従業員へのハラスメントや長時間労働は「映像制作やコンテンツ産業にはびこる構造的な問題だ」と指摘する。
福島県喜多方市議会の佐藤忠孝議長(78)が10月に同僚議員に現金を渡していたことが分かった。11月9日にあった議長選との関係を指摘する声が上がって議会が混乱したため、佐藤氏は議長職の辞職願を提出。28日に開かれた緊急の本会議で、全会一致で許可された。 喜多方市議会の自民党議員団団長などを務めていた佐藤氏は衆院選公示後の10月下旬、衆院選の活動費の名目で議員団の同僚議員1人に15万円を渡し、計5人に3万円ずつ配った。5人全員が、立て替えた活動費はなかったとして11月上旬に全額返したという。 衆院選後の11月9日には前議長の死去を受けた議長選があり、佐藤氏と別の市議の2人が立候補し、いずれも10票ずつを獲得。くじ引きで佐藤氏が議長になった。 現金のやりとりが寄付を禁じる公選法に触れる可能性があるとの指摘もあり、25日に各派代表者会議、26日に全員協議会が開かれた。佐藤氏は「議会を騒がせ混乱させ
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今年3月に名古屋入管で当時33歳だったスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんが死亡した事件で、日本の入管行政のあり方が問われた。著しい体調の悪化にもかかわらず、適切な治療を行わないまま収容を続けた挙げ句、ウィシュマさんを死なしてしまったことに社会は震撼し、国会でも大きく取り上げられた。だが、入管の人権感覚は全く変わっていない。なんと、入管の収容施設内で、車椅子の病人を数人がかりで1時間半にわたって虐待したというのだ。被害者の男性に話を聞いた。 ○入管施設内でコロナに二度も感染 今回、筆者の取材に応じたのは、スリランカ人男性のジャヤンタ・マルダケ・スガット・クマラさん(47歳)。2000年に来日し、日本で結婚したが、その後、離婚したために在留資格を失ってしまった。また、母国スリランカ内戦では現在の政府と応戦していた勢力に属していたため、帰国すれば迫害される恐れがあるとして、難民認定申請を
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