欧米、特にアメリカには学生向けのプラグマッティックな文章作成技法書の類がたくさんあり、テーマを設定し、アイデアを出し、文章として形にしていくための様々な技法が紹介されています。 もちろんそうした本を読んだからといって、すぐにレポートや企画書や論文が大量生産できるということはないのですが、どのように書いていったらいいかわからないときや、筆が進まないときに、実際に仕事を前に推進させてくれたという点で、確かに効果がある場合も多いのです。 こうした本に紹介されている方法のうち、アウトライナーでの作業に特に向いていると思う方法を、アウトライナーの利用を前提にアレンジして、9ステップに分けて紹介してみます。ちなみに、ここに紹介するような、「書きながら書くことを発見していく」方法を、Writing in process(ライティング・イン・プロセス=プロセスで書く)といいます。 まず、書くべきテーマを発
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