東京工業大学大学院理工学研究科基礎物理学専攻准教授・博士(理学)。1972年生まれ。東京大学大学院博士課程修了後、理化学研究所ポスドク、高エネルギー加速器研究機構助教などを経て2009年より現職。専門は高エネルギー素粒子実験。LHC/アトラス実験との出会いは大学院修士課程時(1995年)に遡る。現在、国際共同実験アトラスの研究者・大学院生たちと協力して、ヒッグス粒子・超対称性粒子などの探索を遂行している。 ヒッグス粒子を追え! 近年最大の科学的成果「ヒッグス粒子」の発見。この偉業の裏には、天才物理学者たちが繰り広げた数々の驚くべきドラマがあった。まさに事実は小説より奇なり。『ヒッグス粒子を追え』は、それらを余すところなく描いた一冊。その読みどころを監訳者の東京工業大学准教授・陣内修氏が解説する。 バックナンバー一覧 万物に質量を与えたとされる「ヒッグス粒子」。その存在は半世紀近く前から予言