白人の有色人種への差別問題の原因の一つに、生理的嫌悪感があると思う。 美的価値観は相対的であるといわれるが、そこにはある程度の公共性がある。多くの人が、バロック絵画などのヨーロッパの美術作品や、白人のハリウッド俳優を、直感的に美しいと感じるように、美しさにはある程度の絶対性がある。 各々好みはあれど、白人の容姿の特徴である凹凸のはっきりした顔と身体の骨格、二重まぶた、細く高い鼻、薄い唇、直毛、長い手足などを持った人を醜いと感じる人はなかなかいない。 また、白人と有色人種のハーフは、白人の容姿がある程度遺伝されるため、その有色人種よりも美しく思われがちだ。白人と黒人のハーフであるオバマ元大統領も、その容姿の良さが、選挙に響いたと言われることもある。 ここで白人と有色人種の容姿の違いをみていく。黒人と白人の容姿の違いは、黒い肌、縮毛、厚い唇、大きい鼻などだ。黄色人種と白人の違いは、凹凸の少ない