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本と科学に関するthebandのブックマーク (3)

  • 『ダメな統計学 悲惨なほど完全なる手引書』で科学の基盤をより確かなものにする - HONZ

    世界は数字であふれている。政治家の支持率から健康品が病気のリスクを下げる確率まで、ニュースや広告を介して、新たな数字が次々とわたしたちに届けられる。しかしながら、その数字がどのようにつくられ、どのような意味を持つのかを真に理解することは容易ではない。特に、数字の送り手に悪意がある場合には注意が必要だ。50年以上前に出版された世界的ベストセラーの『統計でウソをつく法』で知られるように、統計を恣意的に用いれば、多くの人を欺くことはそれほど困難ではないのだ。 それでは、きちんとした科学研究室・大学によって裏付けられたデータならば無条件で信用できるのだろうか。そうではない、と統計学の講師でもある著者のアレックス・ラインハートはいう。科学者たちに悪意があり、統計学を歪めて使用しているわけではない。科学者たちもまた、わたしたち一般市民と同様に統計学をきちんと理解していないというのだ。 科学者は、統計

    『ダメな統計学 悲惨なほど完全なる手引書』で科学の基盤をより確かなものにする - HONZ
    theband
    theband 2017/02/23
    “科学研究室・大学によって裏付けられたデータならば無条件で信用できるのだろうか。そうではない/科学者は統計教育を受けてこなかった~科学に関する大学学部課程の多くで、統計の訓練はまったく求められていない”
  • 科学の面白さ・楽しさを伝える100冊 「科学道100冊」

    科学の面白さ・素晴らしさを届ける企画として、「科学道100冊」が公開されている。これは、科学者の生き方や考え方を伝えるために、100冊のが選ばれている。 ミソは「いわゆる理系」に閉じないところ。もちろん分野ごとの啓蒙書もあるが、「世界の見え方の変遷」を鳥瞰する科学史、センス・オブ・ワンダーを喚起する小説漫画、知的好奇心を刺激する図鑑など、いろいろ揃えている。 例えば、ディックの電気羊やパワーズ『オルフェオ』が「科学の」として並んでいる。これ、選者のメッセージが込められているんだろう誰だろうと見たら、編集工学研究所だった。松岡正剛さんの名前を前面にしてないのは、硬すぎず深すぎずが意図されているのだろう。 この100冊からいくつか選んでみた。さいきん微生物にハマっているわたしとしては、そっち系を入れて欲しかったが、ないものねだりかも。 生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問について

    科学の面白さ・楽しさを伝える100冊 「科学道100冊」
  • 『科学的とはどういう意味か』は数学ができなかった文系にこそ読んで欲しい。 - shimotsu

    森博嗣の『科学的とはどういう意味か』を読んだので感想を書く。 ここ数日は、当に森博嗣のエッセイしか読んでいない。何しろ読みやすい。冗長な表現がなく流れるような文章のリズムなので、読んでいて疲れを感じない。そんなわけで、森博嗣のエッセイは電車の中とか、休憩時間にサクッと読むのに適していると思う。 まずは、文系/理系について紐解く このは2011年3月末に発刊された。東日大震災の直後である。そのせいもあって、「科学」について説明のなかで震災に関する話――例えば津波や放射能に関する話がいくつか登場する。というか、そういう話題がかなり多い。 「科学的とはどういう意味か」というタイトルのなので、当然「科学とは?」みたいな話になっていくのだが、その前にまず日に蔓延している「文系」「理系」の文化、違いなどの説明から入っていく。 文系の人は理系に比べてコンプレックスを持っている傾向が強く(森博嗣

    『科学的とはどういう意味か』は数学ができなかった文系にこそ読んで欲しい。 - shimotsu
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