名古屋市の私立男子高校生が女子高校生になりすまし、出会い系アプリを使って男性らに電子マネーを要求していた問題で、関与した生徒は13人増えて計39人にのぼったことが学校への取材でわかった。生徒自らが名乗り出るなどして判明したという。学校は他にも関わった生徒がいないか調べている。 39人はいずれも2年生の男子生徒で、三つの運動部に所属している。学校は20日に全校集会を開き、校長が「SNSの使い方は一歩間違えれば犯罪になる」などと指導したという。 一方、愛知県私学振興室は同日、県内の私立学校に対し、SNSの使い方などの指導の徹底を求める通知を出したという。 問題の男子生徒らは今年の夏休みごろからアプリへの投稿を開始。返信があった男性らに「会いたかったら電子マネーを送って」と要求し、数人は実際に受け取っていたという。要求していたのは通販サイト「アマゾン」の電子マネーで、受け取った生徒は練習着やスパ