RSウイルス感染症:県内で急増 1歳未満が危険 県、予防を呼びかけ /群馬 12月17日16時3分配信 毎日新聞 ◇外出時にマスク、帰宅後はうがい 乳幼児がかかりやすい急性呼吸器感染症「RSウイルス感染症」が県内で流行している。今年の患者数は14日までに533人と過去最多を更新。風邪と似た症状だが1歳未満だと重症になりやすく、まれに死亡するケースもあり、県はうがいやマスクなどの予防策を呼び掛けている。 県衛生環境研究所は05年から小児科を扱う県内62医療機関で患者数の推移を定点観測しているが、今年は11月ごろから急増。同月17〜23日には80人を記録、今月14日時点で2週を残して累計患者数は533人になり、過去最多だった昨年の478人を大きく上回っている。05年の164人からは約4倍に伸びたことになる。 年齢別では1歳児が最も多く、ほとんどが4歳以下だ。県立小児医療センターの林泰秀院