新型コロナウイルス感染症が再拡大していることを受け、東京都が軽症患者と無症状者向けに確保しているホテルなど宿泊療養施設の定員が逼迫(ひっぱく)している。連日200人を超える新規感染者が発生している中、ホテル借り上げ契約の切り替え時期に当たったこともあって一時的に定員が減少。自宅療養に回るケースが増えており、都は施設の確保を急ぐ。(松尾博史) 都によると、7月上旬以降、宿泊療養施設の入所者は70~160人程度で推移。7月は借り上げ契約の切り替え時期で、12~15日はホテル1カ所(定員100人程度)だけで対応したため、受け入れ能力が上限に近くなった。宿泊療養ができない人は主に自宅療養となるが、15日には266人まで増加した。 自宅療養は健康観察がしにくかったり、同居家族がいる場合は感染リスクが高くなったりする課題があり、都は新たな宿泊療養施設として「the b 池袋」(豊島区)での受け入れを1
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