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ブックマーク / kaigyoi.blogspot.com (133)

  • 新規睡眠薬スボレキサント(オレキシン受容体アンタゴニスト) 第III相試験で有用性

    Herring W, et al "Efficacy and safety of suvorexant, a dual orexin receptor antagonist, in patients with primary insomnia: Results from two pivotal trials" APSS 2012; Abstract LBA4. Associated Professional Sleep Societiesの年次集会報告 介入 suvorexant 521名、プラシーボ 258 、平均年齢 約61歳、女性 約55% suvorexantで、1時間ほど睡眠が長くなり、プラシーボの睡眠延長効果は30分未満。12ヶ月後、30分ほど入眠早くなり、プラシーボは15分程度と有意差を認めた(P<0.001、P<0.01) 副作用としてカタプレキシーの可能性があるが、今回の

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    thed 2012/06/18
    新規睡眠薬スボレキサント(オレキシン受容体アンタゴニスト) 第III相試験で有用性
  • ARISTOTLEトライアル:心房細動・粗動患者 アピキサバン vs ワーファリン

    卒中・TIA既往有無に関わらず、心房細動患者の経口投与可能で、高い選択性を持つ第Xa因子阻害剤であるアピキサバン vs ワーファリン 両薬剤の効果は一致 ただ、卒中・TIA既往患者のアウトカムに関わるリスク状況の場合、絶対的ベネフィットはアピキサバンにある。 Apixaban compared with warfarin in patients with atrial fibrillation and previous stroke or transient ischaemic attack: a subgroup analysis of the ARISTOTLE trial The Lancet Neurology, Early Online Publication, 8 May 2012 39ヶ国1034医療機関に於ける、18201の心房細動・粗動患者割り付け アピキサバン 5mg×

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    thed 2012/05/10
    ARISTOTLEトライアル:心房細動・粗動患者 アピキサバン vs ワーファリン
  • 慢性炎症性脱髄性多発神経炎 :免疫グロブリン静注 vs メチルプレドニゾロン注

    2ヶ月以上にわたって進行性または再燃性の左右対称性の四肢の運動・感覚性障害を示す末梢神経の疾患(神経炎)である、慢性炎症性脱髄性多発神経炎(chronic inflammatory demyelinating polyneuropathy: CIDP) この疾患への多施設ランダム化二重盲検プラシーボ対照化平行群研究 結論は、IVIg6ヶ月治療は、メチルプレドニゾロン治療に比べ、無効故中断、副作用中断、耐容できず中断が少ない。ただ、長期効果・影響の検討が必要 Intravenous immunoglobulin versus intravenous methylprednisolone for chronic inflammatory demyelinating polyradiculoneuropathy: a randomised controlled trial The Lancet

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    thed 2012/05/10
    慢性炎症性脱髄性多発神経炎 :免疫グロブリン静注 vs メチルプレドニゾロン注
  • 成人原発性中枢神経系血管炎

    成人 Primary CNS vasculitis、PCNSVのセミナー記事 原因不明の稀な疾患で、脳・脊髄に限局した疾患。 発症年齢中央値は50歳 。 神経学的所見は様々だが、頭痛、認知機能変容、 局所的筋力低下、卒中。 (頭痛 63%、認知機能変容 50%、片麻痺 44%、持続性の神経所見・あるいは卒中 40%、失語 28%、TIA 28%、失調 19%、けいれん 16%、視覚異常 42%、視野欠損 21%、複視 16%、吐気・嘔吐 25%) 炎症性血清学的マーカーは通常正常。 脳脊髄液は成人80-90%で異常。 MRI正常なら否定的(FLAIRで両側天幕上高密度、T2強調白質病変などの存在あるも、疾患特異的ではない)。 CNS組織の生検が唯一の確定法。 血管造影が行われるが、感度・特異度も今一つ。 血管病変のサイズばらつきあり、予後や治療反応の参考となる。 (狭窄変化、末梢の拡張性変

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    thed 2012/05/10
    成人原発性中枢神経系血管炎
  • ωー3不飽和脂肪酸高摂取はAβ42血中濃度低下と関連 ・・・

    ▼ 2012 (1163) ► 1月 (87) ► 1月 17 (2) ► 1月 18 (12) ► 1月 19 (9) ► 1月 20 (6) ► 1月 21 (3) ► 1月 22 (1) ► 1月 23 (5) ► 1月 24 (8) ► 1月 25 (6) ► 1月 26 (7) ► 1月 27 (7) ► 1月 28 (3) ► 1月 30 (6) ► 1月 31 (12) ► 2月 (173) ► 2月 01 (7) ► 2月 02 (11) ► 2月 03 (8) ► 2月 04 (5) ► 2月 05 (2) ► 2月 06 (5) ► 2月 07 (4) ► 2月 08 (8) ► 2月 09 (6) ► 2月 10 (8) ► 2月 11 (3) ► 2月 12 (1) ► 2月 13 (7) ► 2月 14 (8) ► 2月 15 (7) ► 2月 16 (11) ►

  • 再発性アフタ性口内炎へのマルチビタミン効果認めず

    再発性アフタ性口内炎:Recurrent aphthous stomatitis (RAS) 単施設ランダム化平行アーム二重盲検プラシーボ対照化研究 Multivitamin therapy for recurrent aphthous stomatitis: A randomized, double-masked, placebo-controlled trial Rajesh V. Lalla, et. al. JADA April 2012 143(4): 370-376 毎日のマルチビタミン補給 3ヶ月以内の特発性軽症のRASエピソードある患者を160名の成人対象に 1日1回マルチビタミン 第1群(n=83):必須ビタミン 第2群(n=77):プラシーボ 新規エピソード平均数 ビタミン群:4.19エピソード プラシーボ群:4.60エピソード(P=0.69) 新規RASエピソード平均

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    thed 2012/04/23
    再発性アフタ性口内炎へのマルチビタミン効果認めず
  • 血液でうつ診断: 大うつ病性障害発症早期での血中transcriptマーカーの可能性

    Discovery of blood transcriptomic markers for depression in animal models and pilot validation in subjects with early-onset major depression Translational Psychiatry (2012) 2, e101; doi:10.1038/tp.2012.26 Published online 17 April 2012 Early-onset major depressive disorder (MDD):早期発症状態の大うつ病性障害 は、思春期・若年成人にとって重要な問題。現行治療は最適で有効とは言えない。 trascriptional marker26候補を分析 うち11のマーカーで、非疾患群からの早期発症状態の)大うつ病性障害分類可能

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    thed 2012/04/20
    血液でうつ診断: 大うつ病性障害発症早期での血中transcriptマーカーの可能性
  • ダビガトラン:心筋梗塞・ACSリスク増加

    Uchino と Hernandez による、2011年3月までの、dabigatranの急性冠疾患アウトカム(心筋梗塞:MI)・急性冠症候群(ACS)アウトカム非劣性ランダム化トライアルのシステマティック・レビュー、メタアナリシス 心房細動卒中予防2研究を含む 7トライアル(n=30 514)、急性冠動脈血栓塞栓 1、ACS 1、短期深部静脈血栓症予防  3 ワーファリン、enoxaparin、プラシーボ比較の対照群比較で、Dabigatranは、有意にMI、ACSリスク増加と関連 dabigatran  237/20 000 [1.19%]、 vs control 83/10 514 [0.79%] オッズ比 (Mantel-Haenszel), 1.33; 95% CI 1.03-1.71; P = .03) 臨床医は、ダビガトラン使用による心血管疾患への重大な悪影響を考慮し使うべき

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    thed 2012/03/14
    ダビガトラン:心筋梗塞・ACSリスク増加
  • アルツハイマー認知症:メマンチン+ドネペジル併用しても意味が無い? ・・・薬価を考えれば日本ではメマリー有利?

    ▼ 2012 (1163) ► 1月 (87) ► 1月 17 (2) ► 1月 18 (12) ► 1月 19 (9) ► 1月 20 (6) ► 1月 21 (3) ► 1月 22 (1) ► 1月 23 (5) ► 1月 24 (8) ► 1月 25 (6) ► 1月 26 (7) ► 1月 27 (7) ► 1月 28 (3) ► 1月 30 (6) ► 1月 31 (12) ► 2月 (173) ► 2月 01 (7) ► 2月 02 (11) ► 2月 03 (8) ► 2月 04 (5) ► 2月 05 (2) ► 2月 06 (5) ► 2月 07 (4) ► 2月 08 (8) ► 2月 09 (6) ► 2月 10 (8) ► 2月 11 (3) ► 2月 12 (1) ► 2月 13 (7) ► 2月 14 (8) ► 2月 15 (7) ► 2月 16 (11) ►

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    thed 2012/03/10
    アルツハイマー認知症:メマンチン+ドネペジル併用しても意味が無い? ・・・薬価を考えれば日本ではメマリー有利?
  • 高ホモシステイン血症と脳灰白質量減少の関連

    ホモシステイン介入は、冠動脈疾患などは否定的方向性にあると思っていた ホモシステインと冠動脈疾患:メンデルランダム化 http://kaigyoi.blogspot.com/2012/02/blog-post_4663.html どれほどの意味をもつか分からないが、ホモシステイン血中濃度と脳の構造関連の報告 Homocysteine, Grey Matter and Cognitive Function in Adults with Cardiovascular Disease. Ford AH, Garrido GJ, Beer C, Lautenschlager NT, Arnolda L, et al. (2012) PLoS ONE 7(3): e33345. doi:10.1371/journal.pone.0033345 総血中ホモシステイン(tHcy)高値(≧ 15 μmol

    高ホモシステイン血症と脳灰白質量減少の関連
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    thed 2012/03/10
    高ホモシステイン血症と脳灰白質量減少の関連
  • 脳出血:CTA spot sign 血腫広がりの予測要素

    脳内出血患者においては、早期出血の広がりが臨床的アウトカムへ影響を与える。 血腫の広がりを抑えようとする努力にかかわらず、多くの患者で臨床的アウトカムを改善するには至らない。 血腫の広がりに関して、高リスク患者の選択は、アウトカム改善をもたらす可能性がある。 単施設研究だが、"CTA spot sign"は、血腫広がりの予測要素 Prediction of haematoma growth and outcome in patients with intracerebral haemorrhage using the CT-angiography spot sign (PREDICT): a prospective observational study The Lancet Neurology, Early Online Publication, 8 March 2012 268名の検討

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    thed 2012/03/10
    脳出血:CTA spot sign 血腫広がりの予測要素
  • 閉経後女性:トランス型脂肪酸摂取増加と卒中リスク増加 ・・・ 一部アスピリンが軽減?

    Yaemsiri S, et al "Trans fat, aspirin, and ischemic stroke in postmenopausal women" Ann Neurol  2012; DOI: 10.1002/ana.23555. 二次情報ソース: MedPage Today Published: March 01, 2012 Trans Fats Linked to Stroke in Older Women By Crystal Phend, Senior Staff Writer, トランス型脂肪酸で、閉経後女性の卒中リスクを貯蔵させるが、アスピリンがそれを緩和しているかもという観察研究 トランス型脂肪酸が39%にもなる女性では虚血生卒中生じやすく、アスピリン服用ではトランス型脂肪酸の悪影響は消失し(P=0.43)、アスピリン服用してなければ虚血性卒中66%増加す

  • ICU病床数不足は死亡率増加に直結する

    病院ICU病症不足は、死亡率を増加させるというフランスの報告。 “初回紹介時に満床理由でICU入院断られた場合、死亡率が高くなる” 次なる紹介先入院があった場合でも死亡率増加た。 Refusal of ICU Admission Due to a Full Unit: Impact on Mortality Am. J. Respir. Crit. Care Med. February 16, 2012 rccm.201104-0729OC ICUのリソース不足で患者がICU入室を断られ、これが死亡リスクに直結しているという報告。 1762名の患者の内、340名を除外、他のICU入室拒否116、重症過ぎ・軽症過ぎて断られた270名 残り、1332名のうち 、1139名入室、193名満床理由入室拒否 (入室不能 65 、他患者と入れ替え  39 、さらなる紹介先入院  89 ) 粗day 2

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    thed 2012/03/04
    ICU病床数不足は死亡率増加に直結する
  • ランダム化トライアル:頭部外傷意識障害への塩酸アマンタジン効果

    頭部外傷意識障害に関して使用長期間の効果はないが、4週間ほどの使用に関してはその効果に関し、有意な差があるようだ。 Placebo-Controlled Trial of Amantadine for Severe Traumatic Brain Injury Joseph T. Giacino et. al. N Engl J Med 2012; 366:819-826March 1, 2012 塩酸アマンタジンは、外傷性頭部外傷の遷延性意識障害患者へ最も処方されている薬剤。 予備研究にて、機能的回復促進示唆報告がある。 184名の植物状態或いは意識レベルが極めて低下している頭部外傷後4-16週の被験者 4週間アマンタジンとプラシーボへランダム割り付け 4週間にわたるDisability Rating Scale (DRS; range, 0 to 29, with higher sco

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    thed 2012/03/01
    ランダム化トライアル:頭部外傷意識障害への塩酸アマンタジン効果
  • ω3脂肪酸血中濃度が低いと2年分に相当する脳の構造的加齢現象が生じる

    ω3脂肪酸血中濃度が低いと2年分に相当する脳の構造的加齢現象が生じる Red blood cell omega-3 fatty acid levels and markers of accelerated brain aging Neurology February 28, 2012 78:658-664 赤血球中DHAレベル最小4分位(Q1)は、他の4分位(Q2-Q4)比較において、トータルの脳の減少があり、さらに、白質のhyperintensity volumeの増加が見られ、多変量解析にて総脳容積と持続下相関が見られる(model A:基モデル<年齢・性別・教育レベル補正>: β ± SE = −0.49 ± 0.19; p = 0.009, 0.12 ± 0.06; p = 0.049) DHAとω-3指数(赤血球DHA+EPA)レベル(Q1 vs Q2+4)では、model A

  • FDA:スタチン副作用として記憶障害を警告

    ▼ 2012 (1163) ► 1月 (87) ► 1月 17 (2) ► 1月 18 (12) ► 1月 19 (9) ► 1月 20 (6) ► 1月 21 (3) ► 1月 22 (1) ► 1月 23 (5) ► 1月 24 (8) ► 1月 25 (6) ► 1月 26 (7) ► 1月 27 (7) ► 1月 28 (3) ► 1月 30 (6) ► 1月 31 (12) ▼ 2月 (173) ► 2月 01 (7) ► 2月 02 (11) ► 2月 03 (8) ► 2月 04 (5) ► 2月 05 (2) ► 2月 06 (5) ► 2月 07 (4) ► 2月 08 (8) ► 2月 09 (6) ► 2月 10 (8) ► 2月 11 (3) ► 2月 12 (1) ► 2月 13 (7) ► 2月 14 (8) ► 2月 15 (7) ► 2月 16 (11) ►

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    thed 2012/03/01
    FDA:スタチン副作用として記憶障害を警告
  • “非定型精神病薬”:糖尿病に関する量依存的関係 ジプレキサに特に影響

    “非定型精神病薬”と糖尿病 Association between second-generation antipsychotics and newly diagnosed treated diabetes mellitus: does the effect differ by dose? BMC Psychiatry 2011, 11:197 doi:10.1186/1471-244X-11-197 オランザピン(ジプレキサ)は用量依存的な糖尿病リスク相関;中間3分位で横断的で、100人年1.9 補正ハザード比 1.7;95%信頼区間(CI), 1.0-3.1、最高3分位 100人年 2.7;補正HR, 2.5, 95% CI, 1.4-4.5 クエチアピン(セロクエル)とリスペリドン(リスパダールなど)では、中間3分位にてリスク増加のエビデンス認めず オランザピン、クエチアピン、リスペ

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    thed 2012/02/27
    “非定型精神病薬”:糖尿病に関する量依存的関係 ジプレキサに特に影響
  • 歩行速度・握力と、認知症・卒中発症の関連

    情報ソース:How Fast You Walk and Your Grip in Middle Age May Predict Dementia, Stroke Risk http://www.sciencedaily.com/releases/2012/02/120215185850.htm 学会前メディアへのリーク記事ってあんまりイメージよくないが・・・”National Heart, Lung and Blood Institute's Framingham Heart Study and by the National Institute of Neurological Disorders and Stroke and the National Institute on Aging.と、Framingham Heart Study関係の知見 "American Academy of

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    thed 2012/02/17
    歩行速度・握力と、認知症・卒中発症の関連
  • PETアミロイドイメージング:[18F]FDDNP 2年後認知機能低下・特性機能変化を推定可能

    Prediction of Cognitive Decline by Positron Emission Tomography of Brain Amyloid and Tau Gary W. Small, MD; Prabha Siddarth, PhD; Vladimir Kepe, PhD; Linda M. Ercoli, PhD; Alison C. Burggren, PhD; Susan Y. Bookheimer, PhD; Karen J. Miller, PhD; Jeanne Kim, PsyD; Helen Lavretsky, MD; S.-C. Huang, PhD; Jorge R. Barrio, PhD Arch Neurol. 2012;69(2):215-222. doi:10.1001/archneurol.2011.559 PET アミロイドイメー

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    thed 2012/02/17
    PETアミロイドイメージング:FDDNP 2年後認知機能低下・特性機能変化を推定可能
  • 中途覚醒・ベッド上覚醒:アルツハイマー病病理と関連

    Ju Y, et al "Sleep disruption and risk of preclinical Alzheimer disease" AAN 2012; Abstract. 解説:http://www.medpagetoday.com/MeetingCoverage/AANMeeting/31176 Adult Children Studyという、半数がアルツハイマー病家族歴をもつ、100名(45-80歳)の小規模コホート研究で、頻回な中途覚醒、ベッド上覚醒習慣がアルツハイマー病にとって有害かもという報告。cause-and-effect relationshipは明らかでないし、予測的な減少なのかも明らかでないが事象として報告される。 14日間actigraphや睡眠日誌・アンケートで、睡眠状況を客観的に記録 脳脊髄液アミロイドβ-42を測定、PETによるアミロイド画像化 r

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    thed 2012/02/17
    中途覚醒・ベッド上覚醒:アルツハイマー病病理と関連