認知症の男性(当時91)が線路内に立ち入り電車と接触した死亡事故で、家族らの安全対策が不十分だったとして、JR東海が遺族らに列車が遅れたことに関する損害賠償を求めた訴訟の判決で、名古屋地裁(上田哲裁判長)は9日、男性の妻と長男に請求全額にあたる約720万円を支払うよう命じた。判決によると、男性は2007年12月、愛知県大府市のJR共和駅の線路に入り、東海道本線の列車と衝突して死亡。男性は同年の
糖尿病では、U字型 非糖尿病では、血糖低いほど良い ・・・・ 糖尿病の有無で、血糖レベルに対する認知症発症リスクの挙動が変わるという事象 Glucose Levels and Risk of Dementia Paul K. Crane, et. al. N Engl J Med 2013; 369:540-548August 8, 2013DOI: 10.1056/NEJMoa1215740 2067名の被験者、臨床上血糖測定 35,265、糖化ヘモグロビン値測定 10,208と、認知症リスクの相関調査 フォローアップ中央値 6.8年間で、認知症発症は524名(糖尿病 74、糖尿病無し 450) 糖尿病無し被験者のうち、直前5年以内血糖平均高値( 115 mg/dL vs 100 mg/dL) は、認知症リスク増加と関連 (P=0.01);認知症補正ハザード比は 1.18 (95% 信頼
高齢者において、貧血は認知症リスク要素 Anemia and risk of dementia in older adults Findings from the Health ABC study Chang Hyung Hong, et. al. Neurology 10.1212/WNL.0b013e31829e701d Health, Aging, and Body Composition study、ベースラインでの認知症なし、平均年齢76.1歳、黒人比率 38.9%、女性比率51.8%の2,552名 定義としてWHOクライテリア(ヘモグロビン濃度 男性:<13 dl="" g="" p=""> 認知症診断は、認知症治療薬使用、病院記録、3MSスコアのSD 1.5平均変化以上 個別時間Cox比例ハザード回帰モデルを、貧血に伴う認知症発症ハザード研究に用いた ベースライン時の貧血は、
► 2012 (1163) ► 1月 (87) ► 1月 17 (2) ► 1月 18 (12) ► 1月 19 (9) ► 1月 20 (6) ► 1月 21 (3) ► 1月 22 (1) ► 1月 23 (5) ► 1月 24 (8) ► 1月 25 (6) ► 1月 26 (7) ► 1月 27 (7) ► 1月 28 (3) ► 1月 30 (6) ► 1月 31 (12) ► 2月 (173) ► 2月 01 (7) ► 2月 02 (11) ► 2月 03 (8) ► 2月 04 (5) ► 2月 05 (2) ► 2月 06 (5) ► 2月 07 (4) ► 2月 08 (8) ► 2月 09 (6) ► 2月 10 (8) ► 2月 11 (3) ► 2月 12 (1) ► 2月 13 (7) ► 2月 14 (8) ► 2月 15 (7) ► 2月 16 (11) ►
全国の認知症高齢者数は、2012年時点で推計約462万人に上り、昨年の国の推計より約160万人多いことが、厚生労働省研究班の大規模研究で分かった。 認知症を発症する前段階とみられる軽度認知障害(MCI)の高齢者も、推計約400万人だった。正確な診断に基づく全国の認知症高齢者と、その“予備軍”の実態が明らかになったのは初めてで、国の早急な対策が求められる。 研究は09~12年度に、愛知県大府市、茨城県つくば市など全国10市町で実施された。65歳以上の住民計約9000人を対象に、調査員が訪問するなどして生活状況を聞き取り、認知機能検査や脳の画像検査を行って、専門医が国際基準に従い診断。認知症の人の割合(有病率)を調べた。 その結果、65歳以上の人の有病率は15%。全国の高齢者数約3080万人と照らし合わせると、認知症高齢者数は約462万人に上った。介護保険のデータを基にした昨年の国の推計より大
中年成人SDB(睡眠呼吸障害)頻度は10−20%、65歳超過すると60%に及ぶ。加齢関連増加の説明要素は不明だが、アルツハイマー病マーカーのマーカー、早期症状である可能性がある。筆者らは、SDBをアルツハイマー病の寄与要素として考えてるのではなく、むしろ、反対で、高齢者のSDB増加の原因としての、脳機能の低下としてのSDB症状出現と考えているとのことだが、CPAP治療でアルツハイマー病バイオマーカーが変化するかがこの『どちらが卵で、鶏』問題解決のヒントになるのかもしれないとのこと。 64−87歳、58名の前向き臨床研究 包括的臨床検査、神経心理試験、SDB2夜検査、アルツハイマー病診断検査施行 脳脊髄液中 P-Tau、T-tau、A-β42 PET、あるいはMRI検査 睡眠中正常呼吸を、無呼吸低呼吸指数 < 5と定義、軽症を 5-15、中等・重症 15超と定義 軽症 SDB 37 、中等・
品川区・大田区 薬剤師会学術講演会において、パーキンソン病の薬物療法について講演しました。 パーキンソン病の総説は こちら と こちら と こちら と こちら 。 パーキンソン病診療ガイドライン2018は こちら 。 パーキンソン病の非運動症状は こちら 。 Body-first vs Brain-Firstについては こちら と こちら 。 認知症の便秘は こちら 、パーキンソン病では多い。 日本でのパーキンソン病患者に対する処方パターンは こちら 。 ジスキネジア セロトニン仮説は こちら 。 イタリアとガーナの比較は こちら 。 carbidopaよりbeserazideの方がジスキネジアが多かった、 こちら 。 L-DOPAの総説は こちら 。 foslevodopa-foscarbidopaの臨床試験は こちら 。 opicaponeの国内治験の結果は こちら 。L-DOPAの血
公益財団法人 東京都医学総合研究所は1月25日(金)、同研究所の主任研究員である平野恭敬さんらの研究グループが、ショウジョウバエを用いて「空腹状態になると記憶力が上がる」メカニズムを発見したと発表しました。研究成果が米国科学誌「Science」に掲載されています。 ▽ http://www.igakuken.or.jp/research/topics/2013/0125.html ▽ Fasting Launches CRTC to Facilitate Long-Term Memory Formation in Drosophila | Science ショウジョウバエに1つの匂いと電気ショックを同時に与えると、その匂いを電気ショックと結び付けて嫌いになる「嫌悪学習」が起きます。しかし過去の実験では、この記憶は1回の学習では不十分で、1日以内に忘れてしまっていました。一方、1つの匂いと砂
高齢女性において、心疾患は軽度認知機能異常のハザード比3倍ほど関連する しかも、非健忘性軽度認知障害と関連するという知見 Cardiac Disease Associated With Increased Risk of Nonamnestic Cognitive ImpairmentStronger Effect on Women Rosebud O. et. al. 心臓疾患と健忘性軽度認知障害(amnestic, aMCI)および非健忘性軽度認知障害(nonamnestic, naMCI) 1450名のベースラインでのMCIおよび認知症なしの被験者 心臓疾患はnaMCIのリスクと相関(ハザード比 1.77 95%CI 1.16-2.72) しかし、性別での相関あり 心臓疾患は、女性においてnaMCIのリスク増加と相関(ハザード比 3.07(95%CI 1.58-5.99) 男性ではみ
電気刺激による、徐波睡眠の質の改善で、加齢による記憶力低下を、改善させるかもしれない・・・ 加齢による記憶力低下に関する研究において、脳の経年的構造変化は、睡眠の質に関係して生じること、長期記憶蓄積鈍化に関わることを見いだした 前頭前皮質の容積は、年齢とともに減少し、睡眠の質維持に役割を果たし、新規記憶の固着のために必須の部分と以前の研究で判明していた。 Berkeleyのカリフォルニア大学の今回の研究で、睡眠関連記憶障害と脳の構造異常との関連が明らかとなった。 加齢による記憶力減衰は一方向で、睡眠の改善、特に、正常睡眠の1/4にあたる徐波睡眠期に関係する。この方向は非可逆性だが、高齢者の深い睡眠を改善する電気刺激実験、前頭前皮質部への電極を装着し、刺激することで、高品質徐波に似せることができる。 結果、記憶機能改善を一部示した。 Cued memory reactivation duri
聴覚障害の存在は、どの後の認知機能障害発症と直線的に関連する。 Hearing Loss and Cognitive Decline in Older Adults Frank R. Lin, MD, et. al. for the Health ABC Study Group JAMA Intern Med. 2013;():1-7. doi:10.1001/jamainternmed.2013.1868. 平均年齢77.4歳、1984名の Health ABC Study 認知機能低下無し (Modified Mini-Mental State Examination [3MS] score, ≥80) の被験者 6年間フォローアップ 聴覚障害を最良耳で、4kHzで0.5と純音平均閾値で定義 トータルで、1162名のベースラインでの聴覚障害 (pure-tone average >
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ω-3多価不飽和脂肪酸(n-3PUFA)に関しては、心血管疾患に関しては否定的な報告が出されたばかり・・・日本でのDHA/EPA合剤発売間近と聞くが・・・ システマティック・レビュー:ω3多価不飽和脂肪酸は死亡率・心血管系リスク減少と関連せず H24/09/12 ω-3(n-3)多価不飽和脂肪酸欠乏は、感情・認知機能障害と関連するという報告、すべてではないが、n-3 PUFAのサプリメントで感情疾患、統合失調症、注意欠陥過活動性障害にプライマリあるいは補完的な役割の期待が出来るという報告が有り、メカニズム上も様々考察されている。 DHA/EPAの血中濃度を高め、線条体モノアミン輸送小胞のDTBZ(dihydrotetrabenzine)の結合能( BPND)を高めるため、ワーキングメモリー増強的に働くという仮説がなされてたが、否定的となった。この経由では無く、炎症抑制作用、 シグナル増強作
ACCRD study では登録時に認知機能テストを行っており、HbA1Cが高いと認知機能スコアは低下していた。
DPP4 阻害薬、アログリプチンの講演会で、血糖変動を少なくすることの重要性を示すとして紹介された論文を読んでみました。高齢の2型糖尿病で、補正した認知機能スコアMMSEと血糖変動スコアMAGEが相関する。
軽度認知症から認知症へ効果に関して、ω3不飽和脂肪酸(ω3PUFA)の直接のエビデンスはなく、認知機能健常高齢者へのω3PUFAサプリメントの認知機能へのサプリメントに関してベネフィット認めない。 Cochrane Database of Systemic Reviews "Omega 3 fatty acid for the prevention of cognitive decline and dementia" E. Sydenham, A. D Dangour, W.S. Lim http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/14651858.CD005379.pub3/abstract BBCなど多くのメディアで報道.. .例のごとく、サプリメント売り上げにマイナスな報道は他の報道と違い日本ではされないかも Fish oils 'don't
2012年4月5日木曜日 認知機能:“cognitive dedifferentiation hypothesis” 人生終末直前均一に認知機能急激低下 認知症研究において、“cognitive dedifferentiation hypothesis”:年齢増加とともに特別な違いも無く認知変数・認知能力は変化するという仮説 、反論する論拠も多いようだが・・・ この論文の結論は、“余命少ない状況において、この仮説と一致するかごとく、急激に認知機能変数は一致して同様に低下する”というもの。 Terminal dedifferentiation of cognitive abilities Published online before print April 4, 2012, doi: 10.1212/WNL.0b013e31824f7ff2 Neurology WNL.0b013e
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