イギリス・ロンドンで来週、G8各国が認知症対策について話し合う初めてのサミットが開かれるのを前に、2050年には世界の患者数が今の3倍に増え、1億3000万人を超えるという最新の見通しが発表されました。 認知症の患者とその家族を支援する国際的な団体、「国際アルツハイマー病協会」は5日、今後の患者数について最新の見通しを発表しました。 それによりますと、世界全体の患者数はことし、2013年には4400万人余りと推定されますが、各国で高齢化が進み、2050年には3倍に増え、1億3500万人を超えるとしています。 このうち患者数が最も多いのは中国など東アジアで、2050年には世界の患者の25%に当たる3300万人余りがこの地域に集中し、またインドなど南アジアでも1600万人余りが発症するとしています。 今月11日には、イギリスのロンドンにG8各国が集まって認知症対策について話し合う初めての「認知
