そしてふたつ目が、「大きな声で元気よく」。 外国人たちは元気よく声を張り、エレベーターで乗り合わせた知らない人にも軽やかに挨拶をするというのです。 ちなみに著者には、英語が話せなかったため「1年2カ月売上ゼロ」だった時期があったといいます。そのころは後ろめたさから、挨拶などろくにできていなかったのだそう。 まわりの外国人たちが大きな案件を誓約させていくなかで、100回以上の営業案件を失注するような状態。そのため誰からも助けてもらえず、誰にも相談できず、どん底から抜け出せなかったというのです。 しかし、そのような状況を抜け出す第一歩となったのが「挨拶」。 なまりが強いにも関わらず堂々と仕事をして成果をあげている同僚の韓国人や中国人、タイ人を観察した結果、彼らが「元気に挨拶」して他の外国人とも仲よくしていることに気づいたわけです。 そこで勇気を振り絞り、少しテンション高めに朝の挨拶を始めること