特定の診療科や地域で医師不足が深刻化する中、厚生労働省は診療科ごとの医師の不足数を初めて推計し、公表しました。今のままでは5年後に、▽内科で1万4000人余り、▽外科で5000人余りの医師が不足するおそれがあるとしています。 それによりますと、医師の数が3年前と変わらなかった場合、5年後の2024年には、内科で12万7400人余りの医師が必要なところ、11%にあたる1万4400人余りが不足するおそれがあるとしています。 また、 ▽外科では必要な医師の17%にあたる5800人余り、 ▽小児科で必要な医師の7%にあたる1200人余り、 ▽産婦人科で必要な医師の7%にあたる900人余り、がそれぞれ不足するおそれがあるとしています。 さらに2030年には、 ▽内科で1万6200人余り、 ▽外科で5500人余り、 ▽小児科で600人余り、 ▽産婦人科で300人余り、不足するおそれがあるとしています。
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