建築は詩-建築家・吉村順三のことば (ケンチクハシ-ケンチクカ・ヨシムラジュンゾウノコトバ) 吉村順三は、 1908年呉服屋に生まれ、 卒業設計では、 椅子がすべて壁にひっかけられる、 最小限住宅を制作。 在学中からアントニン・レーモンドに入所。 33歳で結婚、事務所設立。 89歳死去。 設計に関して、 下記、記している。 == 家をつくることによって、そこに新しい人生、 新しい充実した生活がいとなまれるということ、 商店ならば新しい繁栄が期待される、 そういったものを、 建築の上に芸術的に反映させるのが、 私は設計の仕事だと思う。 つまり計算では出てこないような人間の生活とか、 そこに住む人の心理というものを、 寸法によってあらわすのが、設計というものであって、 設計が、単なる製図ではないというのは、このことである。 == 個人的には、「一鉢の