Kincetのような装置を使って体の動きで操作するゲームが出てきていますが、プレイしたときの「手応え」がないのが物足りないところ。Disneyの研究部門Disney Researchが、空気を使って触覚を与える技術「AIREAL」を開発しています。 AIREALは、小さな噴出器から圧縮した小さな輪状の空気を発射して、プレイヤーの手などに当てて触感を表現するというもの。腕に空気を当てて、蝶の羽ばたきの感触を再現することに成功しています。 空気を発射(見えやすくするために煙を使用) 特殊なグローブやベストを身につけなくても触覚を表現でき、噴出器は3Dプリンタで作成できて大きさを変えることも可能。携帯端末につけられるほど小さくすることもできるそうです。 改良が進んで実用化されれば、ゲームの中でボールを打ち返したり、格闘ゲームで敵を殴ったりすると手応えを感じられるようになるかもしれません。 adv