2016/3/30 特別企画 : 2016年度の雇用動向に関する近畿地区企業の意識調査 正社員採用、6年ぶりに前年下回る見通し ~ 近畿地区では「大企業」も正社員採用が減少 ~ はじめに 人手不足が深刻化するなか、2016年1月の有効求人倍率は1.28倍と、1991年12月以来24年1カ月ぶりの高水準となった。また、新規学卒者の就職内定率は2015年12月1日時点で80.4%(大卒)と5年連続で上昇し、リーマン・ショックの影響前の2008年の水準に迫っている。しかし一方で、地域間や業界間、社員・非正社員間などの雇用動向には依然として格差がみられる。 そこで、帝国データバンク大阪支社は、2016年度の雇用動向に関する企業の意識について調査を実施した。本調査は、TDB景気動向調査2016年2月調査とともに行った。 ■調査期間は2016年2月16日~29日、調査対象は近畿地区3,644社で、有