2008年03月11日10:25 厳しくなった石原都知事 カテゴリ kinkiboy Comment(0)Trackback(0) 選挙の時は、破綻寸前の新銀行東京を二年以内に立て直すと、例によって強気の発言をしていた石原都知事ですが、今度は責任転嫁じゃないかともとれる弱気の発言が続き、どうも石原都知事らしくありません。ほとほと困ったという感じでしょうか。 資本金が1000億円で、焦げつきが約2300社分の約285億円に達するというのですから厳しいですね。 追加出資に反対する都民の声が8割にのぼったことに対して、「都民の方々は詳細を知らない」と答えたそうですが、石原都知事は金融も、ビジネスも知らないわけで、ここは逃げずに、この新銀行東京を一刻も早く清算し傷を広げないという決断が必要でしょう。 池田信夫ブログでも指摘されていますが、もともとは違う趣旨での大前研一さんのアイデアに、石原都知事が
新銀行東京が大騒ぎになってきた。 主なネタは、 1,000億出資して、累損が1,026億に 400億の追加出資負担と減資して繰損一掃した場合は更に637億の負担 経営陣への刑事・民事の責任を問う てなとこである。 新銀行東京 「旧経営陣責任重大」 東京都が1000億円を出資して設立した新銀行東京(千代田区)は10日、経営難に陥った原因について、「債務不履行の発生を認識した旧経営陣が抜本的な対策をとっていれば、危機的経営は一変していた」として、開業時の旧経営陣に責任があるとする調査報告書を発表した。特に元代表執行役の仁司(にし)泰正氏(67)を「責任は極めて重い」と名指しし、刑事・民事両面から責任追及するとした。 ○Yomiuri Online この問題は面白い題材だが、これまでマスコミで語られていないトピックとして、果たして最初の1,000億円と今度の追加の400-1,000億はドブに捨て
TBSラジオ「Life」速水健朗さんゲストの回を聴きました。先に出た新書の内容を中心にいろいろな議論がありましたが、どれも読者の疑問とリンクしていて興味ぶかく聴けました。いつものクセでメモを取りながら聴いていたのですが、後でメモを読みながら放送をふりかえってみたらおもしろかったのでここに書きます。かんたんなまとめです。 自分探しは世代、個人によって受け取り方がちがう 肯定的=中田英寿 否定的=イラク人質事件 二面性 定義もあいまい 連想するイメージも多様 自分探しのルーツはバックパッカー 見聞を広めたい 好奇心を満たしたいという層 どこかのタイミングでベタな自分探しにシフトした ここが最初の論点でした。世代によって受け取り方がちがうというのはわたしもそうおもっていた。たぶん、今の25歳あたりがひとつの区切りになっていて、そこから下の世代はあまり自分探しといったことは考えないのかな、とか(印
速水健朗『自分探しが止まらない』 ミステリには、真相探しと自分探しの相乗効果を狙った作品がある。事件に巻き込まれた記憶喪失の人間がいて、彼が真相を発見すると同時に、本当の自分も知ることになる――というストーリーに典型的であるような。だから、ミステリ評論も行っている僕としては、“自分探し”や“探すこと”に以前から関心を持ってきた。 その点、速水健朗『自分探しが止まらない』は、そうそう、こういう本を読みたかったんだ――という内容である。ウッドストック開催の60年代までさかのぼり、自分探しの歴史をよく整理してくれている。『あいのり』が「恋愛観察バラエティ」ではなく「“自分探し”観察バラエティ」――という指摘だとか、ラーメン屋の作務衣に自分探しのノリを見るくだりなど、とても面白い。 浅田彰『逃走論』と上野千鶴子『〈私〉探しゲーム』 速水はこの本の発売直前、自身のブログに中身の見出し一覧を掲示してい
田舎での車社会に疑問を呈しつつも、東京の電車も乗っていると気が滅入ることが多い。 どういうわけかいやな気分。理由が判然としなかったが、最近になってその原因が広告にあると気づいた。これがどうもいやな感じなのだ。 三作目の舞台が東京ということもあって、あちこち東京を取材して回り、いろんな電車に乗ったがとくに大江戸線が一番嫌な感じがした。視界に借金関係の広告が3枚もとびこんできた。「多重債務ご相談」「債務整理」と大書された弁護士事務所の広告。それに「きんり下げました」などとファンシー感覚を取り入れた消費者金融の広告(今までがアコギだっただけだろう)。今や電車の広告は消費者金融とこの多重債務者向けの弁護士事務所のやつで花盛りだ。地方に住んでいる人間のブログ(私も含めて)には東京に対するやっかみや格差問題を論じるものが多い。もしくは逆に東京自慢みたいなやつ。 しかし東京は東京でたいていはひどく貧乏く
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