UFC101をWOWOWで見た。 長年、格闘技を見てきて興奮する試合は山ほど見てきたけれど、絶句したのは久しぶりかもしれない。先日も土方の喧嘩みたいに下品にボコるブロックレズナーや空手的正拳突きを決めるリョート・マチダに興奮したけれど、アンデウソン・シウバの試合には絶句した。ほとんどマンガである。(ちなみに桜庭を足でふんづけたあのシウバとはちがう) 元チャンプで超人気ファイターのフォレスト・グリフィンと軽くパンチを応酬すると、「もはや見切った」とばかりにあけすけな挑発と矢吹丈ばりのノーガード。だがグリフィンのパンチを頭だけで、弾をよけるマトリックスのネオのように頭をすいすいと振ってパンチをかわすと、的確にパンチをヒットさせ、最後は突進するグリフィンをカウンターでこつんと顎のあたりを叩いて1ラウンドKO。げ、これはなんだと格闘ファンを仰天させていた。 よくボクシングマンガや格闘技マンガで、あ